ビルズリ・マナーBillesley Manorの入口
コッツウォルズ地方ではマナーハウスに泊まる。マナーハウスは元々封建時代の荘園主の屋敷である。先に見た貴族屋敷カントリハウスと同様、何百年もの歴史を持つがその多くが改装されてホテルとして活用されている。
今回の旅行の目玉でもあったこのビルズリマナーは紀元705年に始まり、1086年征服王ウイリアムの不動産調査書に記録されていると言う。ツルッセル家が400年間持っていた。召使の一人がロンドンで盗んできた上着が、あの恐ろしいペストの流行をこの村に持ち込んだと伝えられている。
エリザベスT世の時代ロンドン市長のロバート・リーが買い取って拡張した。その後所有者は次々と変わり荒廃していたの20世紀の初めにチャールズトレーシー男爵が改装した。
近くに住んでいたシエイクスピァもここの図書室で調べものをして作品を書いたという。
11エーカーという庭園はきれいに手入れされている。格調高いホテルだが、元は個人の屋敷だから部屋の大きさも調度もまちまち、庭園に面した豪華な部屋あり、元使用人用だったらしい裏庭に面した部屋ありだ。
私に割り当てられた部屋の窓から見えるのは大厨房、庭園の代わりに忙しく働く料理人たちの姿。まあ馬車小屋でないだけ幸いか。