| 同じ一 生楽しくなければ ! 第2回 | |||
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| 神戸市 中川 泉 | |||
| 4月8日水曜日。雲ひとつない晴天の今日、お花見に行きました。 満開の桜の元、車いすから眺める桜は両足で立って見たときの桜とはまた違った趣がありました。 しばらく坂を上ると公園があり、そこにはたくさんの方々がこられており、お弁当等を持ち寄り大変賑やかでした。 皆、桜の元では笑顔も満開になっていました。 私も来年にお花見に行く際には、お弁当を持って桜の下でゆっくり出来たらと思います。きっと会話も弾むことでしょう。 今を盛りと咲いている桜を見ながら、ふとハラハラと散る桜吹雪を思い浮かべ、栄枯盛衰というのでしょうか。 少々物悲しさを感じ、ソメイヨシノを眺めながら「来年もお花見に是非連れて行って下さいね。」と、 看護師さんにさっそく予約をしました。どうぞよろしくお願い致します。 お花見の計画を立てて下さった、ケアマネージャーさん・看護師さんに御礼申し上げます。 本当にありがとうございました。 また、自宅玄関の階段から階下道路まで車いすを降ろして下さった、事業所の方々これからもどうぞよろしくお願い致します。 当日のお花見には看護師さん、娘、愛犬ハイジ(ヨークシャーテリア・8歳・オス)と共に行きました。 普段はあまり長く歩かない愛犬が、一生懸命車いすの横を歩いてくれました。 自宅ではダメ犬ですが、今日は大変たのもしく思いました。そんなハイジも、もう8歳。 これからも健康に気をつけて、長生きして欲しいです。 |
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| 家族が全員外出し、緊急のトイレ介助をお願いしたとき、事業所の所長さんが来て下さり大変恐縮致しました。 いつもお忙しい所長さんでいらっしゃるのに、すぐに来て下さり感謝の気持ちでいっぱいでした。 私の病状が少しずつではありますが、四肢全廃までに今進行中です。 ふと、私はこれから家族に対してどれだけの苦労をかけるのだろうと思った時、 私なんか生きていても仕方ないという気持ちが込み上げ、落ち込みました。 しかし、私のようなものにたくさんの方々が関わって下さっているのです。もったいないという気持ちです。 そう思った時、何が何でも生きるしかないと思いました。 私の出来ることは、元気になって両足で歩いて皆様にその姿を見て頂くことだと思っております。 これからもどうぞよろしくお願い致します。 人間は1人で生きているのはないのですよね。 病人である私は手厚い心からのケアをして頂いた時に、心の奥底から感謝の念と幸せを感じます。 それは、どんな宝石よりも美しい輝きを放つ最高の信頼の和になっているのだと思います。 今が私の人生の中で一番幸せな時なのかもしれません。なぜならば、家族と多くの方々に支えられて生きているからです。 |
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