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事務局だより

訃報のお知らせです。

近畿ブロックは1988年9月に設立されました。今年19年目になります。東京では「日本ALS協会」が1986年に設立されていましたから、2年遅れで「近畿ブロック」は2府5県の広域をカバーする支部としての活動を始めたことになります。

ALSはあまりに重度で、患者会はできないとずっと言われていました。近畿ブロックの設立には、家族の荒川信彦さん(当時本部の副会長、現顧問)が呼びかけ、阪大医学部公衆衛生の黒田研二先生、大阪府保険医協会難病相談室の乾 死乃生(いぬい・しのぶ)さんや、大阪府の保健所の北村郁子婦長をはじめとする、現役の保健婦さんたちが参加してくださり、設立総会には患者さんや家族でいっぱいになった会場で裏方を務め、家族や遺族の素人ボランティアたちを支えていただきました。

さて、近畿ブロックの設立から共に歩み続けていただいた乾 死乃生さんは、昨年平成16年11月19日、82歳の天寿を全うして亡くなられました。設立時から副会長として、会長を補佐し、患者さんを訪問して近畿ブロックの基礎をつくることに心を砕いていただきました。1994年には、副会長を辞し顧問に就任していただきました。

「生涯一保健婦」として生き、患者会とともに歩み続けた乾 死乃生さん。

乾さん、近畿ブロックのそばにいつもいてくださってありがとうございました。

ご冥福を心からお祈りします。

乾さんがお誘いし、初代の役員に名を連ねていただいた患者さんの1人に歳安一(としやす・はじめ)さんがおられます。発病は昭和50年(1975年)ですから、平成17年を迎えた今年、発病から30年になります。歳安さんは在宅療養を続けておられましたが、昨年11月末に痰が切れなくなり入院、今年1月、「気管切開はしない」と言っていましたが、苦しくなって気管切開に踏み切りました。在宅療養に戻る準備をするために、吸引の練習を家族がされるというお話を聞いたのもつかの間、2月に亡くなられました。享年78歳でした。

会報2から38まで30回にわたって連載した『歳安はじめさんの闘病歳時記』は、会報の連載物のスタイルのお手本になりました。乾さんに心酔し、「乾さんがやめろというまで引き受けます」といわれた歳安さんも、天国で乾さんと会って、にっこりされているかもしれません。

歳安一さんのご冥福をお祈り申し上げます。
総会のご案内
平成17年度の近畿ブロック総会は6月11日(土)13時からです。
場所はいつもの大阪府国際会議場の9階会議室。
次回の会報でご案内しますが、ご参加をお願いいたします。
  内容は未定です。
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