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心象スケッチ40

思うように眠れなくても、
私は生きている!

          奈良市 杉本孝子さん
ヒツジが行列しても効果なし

 春眠暁を覚えずと、春は心地よく眠れる季節のようです。みなさん、夜は眠れますか?眠れない夜は夜明けを待って、とはいかないですが、1年を通して、私はあまり眠れずに過ごしていることがよくあります。
気持ちは「まあ~いいかっ!」と開き直って楽観的ですが、体はやはり眠れたら体調がいいです。
それに寝付きがよくないときの工夫ってあるのかしら?いつも登場していますお馴染みの方法でヒツジが1匹、ヒツジが2匹、3匹と……羊を数えても無駄な感じ!
ヒツジが行列しても効果なしです。

 最近、私の眠れる時間はおよそ 3時間半や眠れて5時間くらいだったりします。
6時間眠れれば御の字!不眠は周期的であったり、小刻みに寝ているときもあります。
夜中、短時間で目が覚め、朝方また 30分ほど眠るパターンもあり、いろんなリズムです。
酸欠でもありません。
今は 5時間眠れたらよしとしています。
もうそんなに睡眠時間を取らなくてもよいのかもしれませんが、欲を言うと 7時間は眠りたいですね。

 就寝して…しばらく時が経ち…それは丑三つ時?か、何時か?わずかな豆電球の灯りで、ぼんやり壁の時計を見たり、ベッドにぶらさげた時計を「いま、何時かなぁ?」と 2つの針の行方を上目で眺めています。
そんな日の朝方の眠りはいつもの生活を限りなく遠ざけてしまうので厄介です。体内の 24時間のサイクル
が狂ってトラブっているのかも…と、勝手に病気をつくっています(笑)いい加減な話ですけど、ご存じのナポレオンは 1日に3時間?しか寝なかったとずいぶん昔、聞いたことがあります。もしかしてナポレオンも不眠症だったのではと思ってしまいますが、昼寝をしていたとか? 8時間は寝ていたとか?

 ちょっと余談のナポレオン話はさておいて、原因は以前に時々、出没していた不眠症の更年期が続いているのかしら?と思います。が、すでにそんな年齢でもないです。
昼寝をする習慣もなくて、昼間、眼瞼下垂のように瞼が重くなって眠れるかと思えばそうでもありません。ある方より、ベッドに寝て、眠れないときは目をつむっているだけでも違うからとアドバイスを受け、確かに「意味なくはないなぁ!」と試しています。ちょっと解釈は違いますが「果報は寝て待て!」とも言いますし、できることはやって来たと思うので、あとは焦らずに静か~に寝ていることがきっとよいのでしょう。

 だけど、眠りが浅いと、体の中の踏ん張る力が乏しくなる気がします。
体が疲れると自然に眠くなり眠ることができるのだと思いながら、疲れすぎると逆効果になってしまう私です。さてさて、「どうしたいの?」と問われそうですけど、眠るのもけっこう体力がいると近ごろ感じます。
疲れを知らない若いときは反対に長時間、なんぼでも眠れ、爆睡していたように思います。

 
眠れぬ奈良の美女 今夜こそぐっすり

普段から頻繁に体のトラブルが発生して、周りから「お父さん、大丈夫⁉ 介護は無理なんちがう?」と心配されながら私の介護です。最近は「どちらが病人?か、わからへんね!」と。話のネタが尽きないくらい「次々とよく出てくるもんだね!」と感心しています。

 老老? いやいや病病介護?でしょうか。ヒィーヒィーハァハァ! まるで子どもを出産するのかと思うくらい息切れしながら、「大丈夫!」と踏ん張ってくれていますが、今日はよくても明日はわからない。いまの体の状態はいつダウンして寝込み、介護ができなくなるかわかりません。綱渡り状態ですからかなり不安はあります。

 そのような状況を抱えている方は多いのでは、と思います。家族も介護を負担に思わない方もいるかもしれませんが、長く持病を患う病持ちに介護を強いること。なぜ家族にそこまで強いられるのでしょう。いまだ私には腑に落ちずにいます。闘病も最初のころは姉妹も手伝って親族一丸となって、介護を続けてくれていました。  

 いまはあちらこちら、体のトラブルを抱えています。皆、生身の体! 長期になれば、同じようなトラブルが発生してきます。当然ですが、徐々に年齢もいきます。家族はメカじゃないですね。それから、苛立ちは、何もできない者に向けられると懸念します。時に、DV(言葉の暴力もありますね)やネグレクト(無視されること)が発生してしまうのです。

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