| 心象スケッチ 43 光と時が存在を変えていく 生活空間を遊ぶ 奈良市杉本孝子 部屋の模様替え新たな発見もありました 私の長い在宅療養!思わぬ出来事も不意にやってきます。 わが家の事情でありますが、今回は部屋の模様替えです。急なことでしたが、 新たな発見もありました。 家の中は気づかない間に不用な物が増えてきます。整理ができていないという ことですが、年齢によって必要な物も異なってきて、私も家と共に年月を得てほ とんど使わない物が増え、使う物は限られてきています。 座って半畳、寝て一畳でしたか?そんなわけにもいかないでしょうけれど、確 かに多くなくてよいのです。それが自然の流れでしょう。 私の周りには、模様替えが好きで、ときどきしますと言われる方もいて、エッ? そうなの?そんな趣味の介護者もいて……楽しんでいて、驚きました。私は必 要になってすることですが、家具の場所が変わり、雰囲気が違うと、ある意味、 新鮮です。気持ち、リフレッシュかもしれません。気分的に環境を変えるのもい いですね。 ですが、簡単に部屋の模様替えとはいきません。人も、物を移動させる道具も いります。車椅子が移動できるスペースもいりますし、試行錯誤はできなくて、 一発勝負!限られたスペースを如何にでしょうか。自分の身を守るために、降 りかかる火の粉は払わねばなりません。うまく使えるようにしたいと思いを巡ら して、知恵を絞ります。押してはかえす波のように、消えては浮かぶ空の雲のご ときものですが、考え始めるとおもしろい!という訳です。私も同じく、はまっ てしまったのかしら?(*^_^*)と思います。 い!という訳です。私も同じく、はまっ てしまったのかしら?(*^_^*)と思います。 家具を動かすとケアの方法も変わる 今回の模様替えは急を要していましたから取りあえず、まずはベッド周りです。 ベッドは病がちの家族のことや、私に降りかかる危機的状況もあって、両サイド あける必要が出てきて、一時しのぎですが、そばにあった洋服のロッカーを動か してもらって問題をクリア! 部屋の中はギリギリ余裕がなくて、1か所、家具など動かすとケアの方法も変 わってしまう……。介護者には別なやり方をチャレンジして、柔軟に対応しても らい、一件落着!私の車椅子生活は些細なことがネックになります。ベッドは けっこう幅のあるものですから、まだ解決されていないところもありますが、少 しずつ進んでいます。 それから、あまり広くない部屋にあった 30年くらい前のピアノを処分!か つて息子が使っていたものです。バブル時期ごろに、この近辺にもピアノを習う 子どもたちがけっこういました。ご多分にもれず、家計に余裕があるわけでもな いわが家もそうでした。 長い間、当たり前のようにありましたから、息子に最後に一曲、弾いて!〜と リクエストしたけれど、もう弾いてないから無理だよ! ……でした。「♪僕にはピ アノがない〜〜だけど僕には歌がある〜〜♪」とか?歌詞はうろ覚えだけど、そ んな歌がありましたね。小さな棚も取り除き、ピアノの場所には整理棚だけで今 はまだ何もない。だけど〜〜空間があるということですね。 絵を描くときも同じように思うのですが、何もないところに何かを感じる空間 という不思議なもの.物ではなくて、その周りが気になります。空間があって物 が存在するのでしょうけれど……。思うままに変わる変幻自在の空間を想像する ……言葉での表現はむずかしいですが、無限であるような、けれど限られたスペ ースなのです。そう言ったことの1つひとつの自分 だけの不思議な生活空間が私の療養環境です。 そして、光が織りなす光景が一役も二役もかって、 刻々と時という時間がその存在、物の周りを変えて 行く場合もあって、いまはそれらを外から眺めてい るような感じです。空間と遊んでいるような私です。 快適な場所求め渡り鳥のように渡り鳥のように さて、次の課題もあります。悠長なことを言ってられないですね。変哲もない 普通の部屋ですが、次は私使用のパソコンの設置場所を考えています。私は真夏 の暑さが苦手で夏場は避暑して、冬場は……と渡り鳥のようにあちらこちらに移 動しています。私のモヤシ生活に、直接の紫外線はきついですが、時には日光浴! 朝日を浴びることも必要かと窓辺にいるようにしています。 そのことも含めて快適な場所で簡単な方法を模索中です。あるいは、季節によ って大移動もいいかもしれませんね。 家族と同居ですので自分のことだけで済まなくて、次々と面倒ですが、自分の 生活を人任せにできないですから、狭い空間をあれこれ考えるのも楽しいといい ましょうか、ボケ防止になるかもしれませんね。 今年も新緑の季節を迎えています。長くここに住み、何か忘れているような気 もしていますが、それがいいです。また、私の計り知れない世界、ものが変化し て行くのでしょう。 ピーチクパーチク!賑やかな小鳥たち!にホッ!とします。鳥たちも快適な わが家作りにいそがしそう……。 |
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