ツメにも春が来ますように
奈良市 杉本孝子
いつか治るからね!とだましだまし
昨年の12月の末頃から、右足親指の爪が巻き爪になって四苦八苦してしまいました。巻き爪になられている方は多いとうかがいましたが、巻き爪は皮膚に食い込んで、厄介なことに化膿してしまい、右足親指は完治できずにおりました。
年末のこと、医院も休みです。訪問看護師さんに応急処置をしてもらって、手持ちの抗生物質をのんでいましたら、痛みや化膿も少しおさまりかけていたのですが、抗生物質が切れると、巻き爪はまた芽生えたようによみがえり、元に戻ってしまいました。
以前、左足親指が巻き爪になって、化膿し始めるとなかなか完治せず、恒例の行事か?と繰り返していました。定期的な受診時に塗り薬を処方してもらいましたが、効き目がなく、頑固な巻き爪トラブルに泣かされていたときがあります。
皮膚科が近くにできても、周りは急な坂が多くて、ヘルパーさんたち2人に付き添ってもらって受診し、最終、爪をはぐしかなくて、爪の一部、根元は伸びないように焼き、取り除く手術をしてもらったことがありました。しばらく痛みは続きましたが、その爪はいま問題なくいけています。
右足の巻き爪はいままで化膿することもなく済んでいたので、今回、「いつか治るからね!」とだましだまし、慰めながらおりました。何のことはない、やはり甘くはなくて、1か月間ほど毎週、膿出しを続けて曇天の気分! 化膿したままでは痛みは続くだけです。結局、あきらめて往診医を探すことに。
インターネットで検索したり、ヘルパーさんや訪問看護師さんにも心当たりを尋ねたりしました。近辺の往診のできる皮膚科! 限定すると見つかりにくいですね。いろいろ当たっていると、訪問しますという皮膚科を見つけて早速、電話をしてもらいましたが、できれば来てくださいとの返事でした。簡単に受診できないから依頼しているのですが……。
訪問はむずかしいのかと話は途切れておりました。10日くらいたったでしょうか? 先の皮膚科から電話連絡があり、2時間後にいけますが、都合はどうか?と。突然で、びっくりポン!(TV番組からだそうです)。急ぎ、ケアの時間を繰り上げて往診を依頼しました。それまでの経過などの説明は、常に関わってくれているヘルパーさんから訪問看護師さんに伝えてもらって、毎週、膿み出しの訪問看護師さんが指の状態を皮膚科に説明して、やっとわかってくれたようです。
私の足はかなり頑張っていますので
処置をしてもらうあいだ、30分くらいでしょうか。天と地が逆さまになりそうな処置の痛みとの闘いです。生爪を剥がされるって、もっと激しい痛みでしょうね(良いかどうか、即効じゃないのかもしれませんが、あれば麻酔テープやクリームなど、使ってもらったらよかったのかしら?と後で思いましたけれど)。
往診医から「もっと早く言ってもらったら薬でいけますから」と言われてしまいましたが、こちら電話しましたけれど……とグチにしかならないことを内心思いつつ、私は痛みを堪えるのが「やっとこさ!」でした。以前の左親指の巻き爪トラブルに比べ、右は「このくらいで済めば、いいなあ……」と思います。
この付近の皮膚科の往診医は少なくて、取りあえず処置をしてもらって痛みがやわらぎ、産み?(膿)の苦しみから解放されて助かりました。巻き爪の原因は歩かなくなると巻き爪になりやすくなると医師から聞きましたが、私の場合、突っ張りのある足はかなり頑張っていますので、このまま対処療法でうまくいくといいのですが……。また厄介な巻き爪に変貌しませんように!と願いながら、とにかく一難去った年の初めの1月でした。
立春も過ぎた昼下がり、限りなく果てしない青い空に一直線の飛行機雲! 空もなんだか春模様。ときに、春一番も吹き荒れます。少しずつ春が近づいているのでしょう……。(その後、巻き爪はまた化膿し、2度目は麻酔をして再び処置。治療はいまも続行中ですが、爪にも春が来ますように……)