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| 私たちは胃瘻を造設する前後から関わってきたのですが、それまでの病院でのやり方をそのまま持ち込んでおられるケア内容を見直し、スタッフが続くようにNさんにも介護しやすい状況を作る努力を求めました。具体的には2時間ごとの体交回数を減らし、かつ体交ごとの四肢の運動を簡単にしてもらうなどです。また、マニュアルをつくり、普段良く使う言葉を提示したり、間違いやすい言葉は言い方を変更してもらうようにしました。たとえば、文字盤で「お・し」と示されると、「おしり」なのか「おしっこ」なのか紛らわしいため、「お」はつけずに「しっこ」と言うようにするといった具合です。そうすると、「し」でこちらから「おしっこ?」と確認することができます。 |
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加えて、介護者に高い水準を求め、「後どのくらい研修に入れるのか?」といった発言も聞かれる状況だったため、Nさん自身にもお金が足りず事業所が持ち出しでケアに当たっていること、勿論研修費なんか出ないのでそれも事業所の負担で行っていること、を説明してヘルパーにダメだしばかりするのではなく育ててほしい、とお話しました。 この写真は体交の時の手足の位置や角度の大体の目安を見てもらうために作成したマニュアルです。実際にはそのつど希望が微妙に違うので聞きながらすることになります。 |
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