トップ目次次のページへALSという病気について
発症と進行のかたちが人によって違います
 ALSという病気は、発症の部位によっても症状が異なり、対応も異なります。
おしゃべりや嚥下(えんげ=飲み込み)から発症した方は注意が必要です。「球麻痺」(きゅう・まひ)型といわれます。飲み込みが悪くなるとサラサラした水分にむせて飲みにくくなります。そのことから脱水症状を起こすと、唾液が粘くなったり、痰が切れにくくなったりします。歩行できる方が多いので、はた目には症状が軽く見えますから、ご本人も家族も油断したり、無理をしたりしがちです。水分をしっかりとる工夫をすること、食事もしっかり時間をかけてとってください。

 手足の麻痺から発症する方もいます(四肢麻痺型)。歩けなくなれば悲観しますし、ご家族も深刻に受け止めますが、車いすを使って、できるだけ普通に生活するようにしてください。食事やトイレなどの生活面で介助が必要になることもありますが、安定した状態だと考えてください。

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