トップ目次次のページへ熊谷寿美 (くまがい・としみ)さん
   熊谷寿美の夫である私>飛行機に乗る
5) 飛行機に乗る
 昨年、4回、飛行機を利用しました。ALS協会理事会出席のために東京に3回、ALS協会交流会参加のため仙台に1回。

 呼吸器をつけた妻が最初に飛行機に乗ったのは、呼吸器を装着した1年後の1992年8月に、家族4人で北海道に7泊8日の家族旅行をしたときでした。 当時、呼吸器をつけて飛行機に乗ることに情報が少なかったので苦労しましたが、全日空のカウンターでは、担当者の応対は感じが良く親切で、また全日空自体も好意的でしたので、手続きも順調で楽しい空の旅行でした。

 昨年6月の東京へは、寿美にとって飛行機に乗るのは2回目になります。8年前の1回目と昨年の2回目のときは、呼吸器のために座席一席を取る必要を言われ、呼吸器に子ども料金を支払いました。3回目と4回目は呼吸器を座席の下に入れることで了解が取れましたので、費用負担が減りました。12月の搭乗時には飛行機が満席でないことを条件に、全日空は寿美の隣の席を空席にする配慮をしてくれ、呼吸器をその席に置くことが出来ました。

 出発時、到着時の全日空職員の応対は親切ていねいです。伊丹空港の駐車場まで一緒に来てくれて、車に乗るのを手伝ってくれたこともありました。そのときは私一人でしたので助かりました。機内では、乗務員が飛行機の入り口から座席まで妻を抱えて移動するのを気持ち良く手伝ってくれます(アンビューバッグを押してもくれました)。 全日空の気持ち良い対応のおかげで快適な空の旅になっています。

 全日空より、昨年12月に「ANAスカイアシストメンバー」への入会の案内があり、登録しました。登録された妻の「AMC番号」(10桁の数字)を予約時に伝えると、呼吸器のこと、車椅子のこと、座席位置の希望、必要な手伝いの内容が全日空内部に徹底するシステムになっているようです。われわれのように搭乗に際し、いろいろと条件のあるものにとってありがたいサービスです。

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