トップ目次次のページへ特 集>筋萎縮性側索硬化症のインフォームド・コンセント
V)結果
  本報告(後編)では、上記質問事項の中から、Q24:自由意見とQ25〜Q30:告知憲章に関わる賛否の結果をまとめる。

(1) アンケート回収率:404通の調査用紙を発送し、241通(回収率60%)の回答を得た。有効回答数236件、無効回答数5件であった。

(2) 「病名告知をする医療側スタッフに望むこと」(自由意見):これに対しては150名の回答が寄せられた(表 1)。

(3) ALSと共に生きる人に対する病名告知に関する憲章(草案)に対する賛否:結果は以下の通りであった(図1、図2)。

ALSと共に生きる人の権利:
Q25: ALSと共に生きる人は、適切に整備された環境で病名を聞く権利を有す。
 a 賛成(219件)、b 反対(4件)、c 無回答 (13件)
Q26:自分の病名と今後の見通しについて納得のいくまで説明を受ける権利を有す。
 a 賛成(227件)、b 反対(1件)、c 無回答 (12件)
Q27:ある処置を受けるかどうか十分の説明の後に、自分で決定する権利を有す。
 a 賛成(217件)、b 反対(7件)、c 無回答 (12件)

ALSと共に生きる人の義務:
Q28: ALSと共に生きる人は、医療者の病名告知に耳を傾ける義務がある。
 a 賛成(215件)、b 反対(6件)、c 無回答 (15件)
Q29: 医療者の病名告知で理解が不十分のことについては、重ねて尋ねる義務がある。
 a  賛成(211件)、b 反対(8件)、c 無回答 (17件)
Q30:自分の意志を医療者に正しく伝える義務がある。
 a 賛成(221件)、b 反対(4件)、c 無回答 (11件)

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