| 告知はできるだけ早い時期に、具体的で平易な言葉を用いて行なうべきであるが、患者によっては心理状態を考えて段階的に告知する配慮も必要であろう。また、患者の立場に立ち、思いやりある言葉を用い、必ず望みのある言葉を添えるべきである。
初めに何を伝えるべきかは諸条件を勘案すべきであるが、基本的には、病名、難病であること、今後どうなっていくか、進行に伴う病状変化、今後何を準備すべきか、最後はどのように終わるのか、進行への対処法、治療の可能性、人工呼吸器の説明、療養に必要な福祉手続や情報源などを話すべきである。しかし最初に何を盛り込むのかは、患者の状況により適宜変更し、段階的に順次話せばよいと思う。
最初に誰に病名告知を行うのかに関しては、今回の意見でもさまざまである。かつては本人に病名を知らせず、家族にのみ伝えるとうい時代もあったが、それは今や過去のものである。現在は、患者のみに伝えるのか、家族も含めるのかが問題となる。
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