| Y氏と奥さんは子どもがいないこともあって、いつまでも恋人のような関係でした。仕事も順調で、重要なポストについてこれからというときに、身体の変調(スリッパの脱げやすさ)に気づきました。51歳のときです。
整形外科では異常なしと診断されましたが、半年ほどで腕にも症状が出始め、大学病院でMND(運動ニューロン病)と診断され、その5か月後にはALSの診断も受けました。
Y氏は奥さんに「できることは何でもして生きてみる」と話し、治験に参加し、民間療法も種々行いました。しかし、症状は進行し、2年後には胃瘻をつくり、その半年後には呼吸困難の増強で気管切開目的の入院もしています。
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