| そのころのY氏の日記(パソコン使用)には、奥さんを疲れさせていることに申しわけない気持ちを示しながらも、自身の苦しみについても訴え、介護者を頼んでほしいと何度も書かれています。
私もがんばるが30分毎に体位変換、寝返りが必要です。思い切ってヘルパーの介護を受けます。すぐに夜のヘルパーを頼んでください。毎日苦しい思いを味わい生きていく気力を失う。
寝ぼけの状態で介護をしているから、……寝かせる途中でズボンを脱がせたり、シャツを脱がせたり、おかしい。
夜はやっぱり怖くて。苦しんでいるのに助けてくれない。今でも苦しいのに気づかない。
夜のヘルパーはいつからですか? 早くしてください。最初はH(奥さん)にお願いするかもしれないが、必ず寝かせてもらいます。
もう嫌だ。今日から誰でもよいから来てほしい。
一日も早く私の看護体制を確立しないと2人ともだめになる。
これに対して奥さんは、「やっぱり自分が悲しくなって、情けなくなるというかね、そこまで言われても、できないっていうのがね……」と話していますが、「自分を起こすためだけの夜間の介護者なら頼まない」とヘルパーを依頼することはせずに、ほとんど自分ひとりで介護を続けていました。
|