| また、「ヘルパーが来てもすぐに頭を直すことはできないし、そういうので自分が任せられないというのがあったんかな。何回もしてもらえば(Y氏が)えらいし(苦痛に感じる)……」と言い、ヘルパーの側も間接的なことをするから直接的なことは奥さんがしてあげて……というように積極的にはかかわれなかったようです。
Y氏自身が奥さんでなければ介護に満足できず、奥さんも自分でなければできないと、ヘルパーに任せられず、ヘルパーも腰が引けてしまって、と三者それぞれに現状を変えることに対する無意識の抵抗があったのかもしれません。
結局はY氏が胃潰瘍で吐血し、入院するまでの1年間その生活が続きました。
|