専門職からも、また家族の方からも、いまのヘルパーさんに吸引してもらうことに対する不安を感じているという声が、署名に添えられた手紙、メモ類にも現れていました。そして、いま整理中のアンケートの回答の中に、訪問看護に対するこういう声もありました。
「吸引のトラブルがあったか」という質問に対して、「ヘルパーではまったくないが、看護師が吸引がうまくできず、本人が苦しい思いをしたり、何度教えてもできない人がいたため、結果的にはメンバーチェンジしてもらった」
「厚労省がいったいどのくらい訪問看護師が完璧だと考えているのだろうか。看護師の資格があるから、『吸引して良い』というのと、『吸引できる』のはまったく違うということを理解すべきであり、現場の声を患者さんから聞くべきである」
患者の大川さんは、幼児にも吸引をさせている現状を書かれています。吸引ができる、できないは、資格ではなく、習熟であり、専門職(ヘルパーを含め)が吸引をしていくための条件づくり、環境づくりが必要だということを、皆さんが異口同音に言われていました。
(会報41号 2002年10月25日発行)
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