トップ目次次のページへトピックス>デンマーク国際ALS/MND連盟会議に参加
デンマーク国際ALS/MND連盟会議に参加

++ 旅行料金

 人工呼吸器を着けて旅行するのは高いですね、健康な方の旅行に比べ何倍も高くなります。座席が一般的なエコノミーシートからビジネスシートに変えると、約35万円の追加用金が必要でした。ビジネスシートも、通常のシートからスリーパーシート(今回は使用しませんでした)に変えると、さらに14万円の追加料金が請求されるとのこと。
その他、移動のためのバスやタクシーの料金もかなり割高です。

++ 出発前に骨折、大変だ!

 出発1週間前に、大阪市内の段差で、足を強くひねり、歩くと強い痛みを感じたときは、デンマークへ行けなくなるのではと頭をよぎりました。歩くのが難しく、タクシーで最寄りの駅まで行き、電車で自宅の駅に戻り、幸い夜勤明けの娘に電話して、駅に迎えにきてもらい、病院へ行きレントゲンを取ると、亀裂骨折の診断。幸い、装具で固定すると、歩くことは可能。予定通り出発できました。

++ 呼吸器を着けて飛行機に

 国内旅行の場合、呼吸器を着けた寿美の搭乗を受け入れてくれるのは全日空系列だけです。3か月ごとに開催される日本ALS協会の理事会のため、東京に行くには必然的に全日空を利用することになります。

 今回のデンマーク行きでも、航空会社から呼吸器を着けての搭乗になかなかOKが出ません。間際になって、スカンジナビア航空からOK(というより積極的には反対しない)との返事。しかし、人工呼吸器を着けた患者3人が同じ飛行機には搭乗できないとのことで、やむなく私たち一行は全日程を1日前倒しすることになりました。

 デンマーク行きが実現できたのは、スカンジナビア航空との交渉で、大変なご苦労をされた平岡久仁子さんと松岡祐子さんのおかげです。

++ 機内での呼吸器の電源


 デンマークまでの飛行時間約12時間の人工呼吸器の電源をどうするかも大きな問題です。 9年ほど前、北海道へ飛行機で行ったときに、バッテリーの寿命期間をテストし、新品バッテリーは10時間はもつことがわかっていたので、バッテリーを3個(非常用予備として1個を含め)を持参するつもりでしたが、機内にコンセントを準備してくれるとのこと。電源に関する最大の心配事が解決しました。
すべての航空機に医療機器用の電源コンセントがあるべきだと思います。

++ 呼吸器を自分のシートの下に


 国内旅行のときには、普通の持ち込み手荷物と同じに、前のシートの下に入れますが、スカンジナビア航空の係員と交渉して、後ろの座席を空席にしてもらい、自分のシートの下に呼吸器を置いて、呼吸器回路を後ろから肩越しに回してカニューレにつないで使用できました。この方がカニューレを引っ張る感じがなく妻にとっては楽でした。

目次へ