(1)
吸引問題に結論が出ました
ALSの患者・家族は、ヘルパーさんにも吸引していただけるように運動してきましたが、5月13日に開かれた第8回「看護師等によるALS患者の在宅療養支援に関する分科会」で、ようやく在宅のALS患者を対象に、「医師及び看護職員の指導」のもとに、「家族以外の者」に「依頼し同意した文書」をとりかわしたうえで、吸引できることになりました。
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(2) これまでの経過
日本ALS協会では、2002年1月19日、「吸引問題解決促進委員会」をスタートさせ、17万8000人の署名を集めて、坂口厚生労働大臣に陳情しました。国会でも取り上げられ、厚生労働省に「看護師等によるALS患者の在宅療養支援に関する分科会」が設置されて、8回の議論を経て、今回の結論となりました。
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(3) 近畿ブロック緊急調査報告
ALS患者は、訪問看護や訪問介護などの在宅サービスをどのように利用しているのか。その問題点と今後の課題を現状を明らかにするために、日本ALS協会近畿ブロックは2002年10月、会報購読会員に郵送調査を実施しました。
その結果、現状のサービスでは足りず、家族介護に深刻な負担がかかっていることがわかりました。介護保険の限度額引き上げ、障害者福祉からの介護サービスの上積みなど、在宅サービスをさらに充実すると同時に、その前提として、「吸引」を医療行為の枠からはずして、訪問介護員が対応できるように、早急に解決することが緊急の課題になってきています。
この調査結果は、「看護師等によるALS患者の在宅療養支援に関する分科会」にも資料として提出されました。
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