+ 篠崎医政局長
この会議を発足するに当たり、経緯をご紹介させていただきます。先の第155回臨時国会において、在宅のALS患者に対する痰の吸引行為について、現在は家族の方が行っているが、負担が非常に重い。いま介護保険制度がスタートし、ヘルパーの方々に認めてもらえないかという趣旨の質問がありました。それに対して坂口厚生労働大臣から、関係者の皆さんとよく話し合いをして、「そのような検討をする時期に来ているのではないかと思う」というご答弁があったのが1つです。
それと前後して、日本ALS協会のほうからも協会としてのご要望が来ております。ALSなど、痰の吸引を必要とする患者に、医師の指導を受けたヘルパーなどの介護者が日常生活の場で吸引を行うことを認めてほしいという要望書をいただきました。これに対しても坂口大臣から、検討の場を設けるということと、時期ははっきりは申されませんでした。「桜の花の咲くころ」までには結論を得るようにしたいというご答弁がありました。そのような背景を受けてのものであります。
現在、医療制度改革が進んでいます。医政局だけで約40ほどの検討会が既にあるわけで、なるべく短時間でこういうものをしようということであります。既に存在しています「新たな看護のあり方に関する検討会」の中の分科会という形にして、この会をスタートいたしました。特に、今回の問題については医学的、また法律的な面での整理をお願いしたいと考えています。
時間が非常に差し迫っていますし、また大変お忙しい先生でございます。それから、いままで長い間の考え方がありました。そこをどう乗り切るかということで、是非、忌憚のないご意見を賜りたいと考えています。よろしくお願いいたします。
(前田雅英・東京都立大学法学部教授が座長に推薦される)
(会議・議事録の公開を了承)
(事務局から議事、資料の説明)
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