+ 前田座長
その辺は難しいところだと思います。ALSになぜ限定するのかということがあったわけですが、吸引の必要性ということで、一般論で広がっていくと、緊急度や危険度とか、いろいろ議論が散漫になってしまいますので、こうやって絞ったほうがある意味でわかりやすいと思うのです。それでも、具体的にどの程度のリスクがあって、どこまでの人に広げていけるか、これはまさにこの分科会の課題だと思うのです。その原点として、川村先生のご説明が出発点というか、非常に勉強になったと思います。
+ 伊藤委員
この会の基本的なあり方についてですが、在宅ということと入院、身体障害者療護施設等の施設における療養といった場合に、ALSに特化した場合であっても、身体障害者療護施設においては、ALSの病床を2床設置をし、そこにおいて療養していただく、ということを国が進めております。
宮城県においても、現在間もなく気管切開に至るような状況のALSの方が、身体障害者療護施設で療養され、あと数日もしくは数週間のうちには気管切開をし、人工呼吸器に移るということもあります。仮にALSに限った場合であっても、在宅のみということに限定するということは、極めて療養する側の方からすれば不都合が多いのではないかということです。
先ほど来、出ておりますが、ここでは最も困難な事例に関して検討する。それを、現実的に応用可能なところまで持っていく、という基本的な方針かと思いますが、やはり在宅だけというふうに最初に限ってしまうことに関しては、いろいろな環境の療養を選択し、QOLを高めるという観点からも問題があるのではないかという気がいたします。
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