+ 前田座長
それは、在宅だけに限って、という趣旨では必ずしもないのです。私の申し上げ方も悪かったのだと思うのですが、ただ一つ表に出ている問題としては、在宅の方で、吸引をしなければいけない方がいるときに、誰が吸引をするか、というのが現実的な問題なわけです。その問題だけは避けて通れないということです。
ALSの方の、本当にベストな看護といいますか、医療といいますか、それがどういうものであるかという問題はもちろんあるのだと思います。そのどちらが議論の中心かというと、この会で与えられているのは、どちらかというと在宅の方に、どういう医療や、看護ないし介護をしていくことがいちばんベストであるか、ということを考えていかなければいけない、ということではそんなにずれはないと思うのです。在宅の問題だけで、いわゆる入院治療の問題の必要性を軽視しているという趣旨ではありません。
+ 伊藤委員
そういった意味ではなく、現実問題としていろいろな療養の選択があり、入院が必要なときには入院、在宅で療養することを希望する場合は在宅。しかし、単身の方で介護力がないといった場合には、在宅そのものが選択できない場合だって大いにあるわけです。議論の中心が、在宅療養の支援ということに関しては、全く異論はないわけです。吸引が発生し、なおかつ医師や看護師以外の方にも、その必要性が出てくる場面というのは、在宅以外の施設においてもあり得るということです。
+ 前田座長
わかりました、私の理解力不足でした。
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