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++ 1週間のサービス計画を表にしました(2)
サービスが足りない例

母親が倒れる!
(2)大阪市 40代女性 バイパップ使用


 Sさんは3月までは「介護人派遣制度」153時間と福祉サービスを48時間、合計201時間のサービスを受けていました。
 4月からは、介護保険を優先的に利用して、支援費と併せて利用することになりました。介護保険と支援費を足した計画が、いままでよりサービスが低下するようだと、高齢の母親に負担をかける、母親が倒れると言われて、Sさんは大変心配していました。
Sさんは、ALSに罹患して約28年が経過しています。2年前からは、呼吸機能低下により「鼻マスク式人工呼吸器」を装着されています。
 現在、寝た姿勢を長く続けると窒息感が増強し、車いすに乗って1時間ぐらいたつと疲れてくるので、頻繁に寝たり起きたりを介護の手によって繰り返すことで、苦痛を緩和しています。
夜間の睡眠も連続してとることは難しく、午前2時ごろにようやく就眠し、その後も体位交換のために夜間の介護が必要であり、母親の疲労も限界に達しています。
母親は73歳と高齢であり、慢性的な睡眠不足をもち、昨年末には早朝倒れて顔面を打ち、前歯を折るなどの事故も起こっています。
 また介助も、文字盤を使用して、いちいち利用者の指示を聞き取って介護を行っており、熟練を要し、また介護自体に時間を要することになっています。
4月以降の計画では、母親の通院時間が確保されるように、また1週間に1晩でも夜間ケアを頼みたいという希望もあります。
 いままでは、バイタルチェックのために訪問看護師が1回訪問していましたが、滞在型は無理とのことで、現在は訪問看護サービスは受けず、訪問看護ステーションを探している段階です。

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