Born Free GEMINIのコンセプト


Born Free GEMINIはポリネシア人のアウトリガーカヌーをイメージして、James Wharramという英国人( http://www.wharram.com./index.html )がデザインした、TIKI-21というダブルエンダー(船首と船尾が両方尖っている)のセーリング・カタマランです。 世界中では1000隻近く建造されており、日本でも5隻が作られているそうです。

素人での自作とトレーラーでの移動を前提に設計されており、クルーザーとデイセイラーの中間のイメージのボートです(彼はCoastal Trekkerといっています)。

Tiki-21の特徴は、

1)Stitch & Glue工法なので簡単に自作できる。
「建造過程」をご参照下さい)

2)二つのハルとそれを支える三本のCrossbeamに分割して、トレーラーで運べるようになっている。


3)キールがないので、浅い海でも航行でき、ビーチングも可能である。

今年の夏中にきれいな砂浜を見つけて、”ビーチングして砂浜でキャンプ”を試してみたいと思っています。

4)ブーム無し(頭をどつかれる心配がない)のガフリグ・スループだが、セールエリアはあまり大きくなく耐航性が高い。


(大阪にある同型艇は台風の中、大阪から沖縄まで帆走している :その航海記
しかし、艇が軽いので巡航速度は高い。(順風では15ノット以上が恐怖感無しに達成可能)

5)出来るだけ、金属を使わないようにしている。
ラダーの取付・クロスビームとハルの固定もロープによるラッシングである。


6)ティラーが内側に湾曲しており、曲がるときに内側のハルの舵角が外側のハルの舵角より大きくなるようにしており、スムーズな旋回が出来るようになっている。


現設計を変更(改良?)した部分は、

1)マストを木製から、トータルプラントで作ってもらったアルミマストに変更した。
(原設計は、あくまで木にこだわり木造マストであったが、木造のマストの製作の自信がなかったことと、重量軽減のため)

2)原設計では4馬力程度のエンジンを乗せる仕様になっていたが、エンジンを乗せずにその代わり櫓(土井さん提唱の層流櫓)を取り付けた。
(エンジン無しだとディンギーと見なされ、船検や小型船舶操縦士免許がいらなくなるという大きなメリットがあります)
ただし、江の島からでは、櫓を使わずにセイリングだけで入出港が可能なためあまりテストしておらず、未だに実用化レベルに達していません。


3)ジブをファーリングジブにした。
(ショートハンドでも操船しやすくするため)


4)トレーラーの架台を伸縮式にして、艇をトレーラーに乗せたまま上下架出来るようにする。
(作業中で未完成:完成したらこのページに載せます)

私の考えとしては、日本各地にトレーラーを引っ張って行き(時にはトレーラーごとフェリーに乗せて)、セイリングだけではよほど時間的余裕がない限り行けない日本各地の海(南方諸島を含めて)を家族でクルージングしたいと考えています。

艇名は、私が”Born Free V”という38Ftのセイリング・クルーザー(第一回沖縄・東京レース優勝艇)のメンバーであり、艇がカタマラン(ハルが2つ)であり、娘と息子が二人とも双子座生まれなので、"Born Free GEMINI"と命名しました。


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