ポリネシア人の大移動

ポリネシア人は元々中国にいたモンゴロイドですが、北東アジア人に圧迫され、約5万年前に
スンダランド(マレーシア・インドネシアとその近海にあった大陸)に移住した民族です。


従来、ポリネシア人は陸づたい(インドシナ経由)でスンダランドに入ったと考えられて
いましたが、最近のDNA研究の成果では、インドシナ経由でなく、当時中国と陸続きだった
台湾に移住し(台湾少数民族のルーツ)、その後フィリピン(その当時はフィリピンは一つの
大きな島)を経由して、スンダランドに入ったとの説が有力です。ポリネシア人はこの時代でも
(5千年前)でも、陸でなく海を渡っていたのです。

スンダランドに入った後、一部は狭い海峡を渡ってサフールランド(オーストラリア・
ニューギニアが一つになっていた大陸)に移動し、アボリジニー(オーストラリア原住民)の
祖先となりました。

ブーメランを持ったアボリジニー

スンダランドから西に向かった連中はマダガスカルまで行って、そこに定住しました。
(スンダランド/マダガスカル間には、殆ど島が無いので、すごい距離を航海した訳です。

さらに、メラネシア・ミクロネシアからポリネシア(タヒチ・ハワイ・ニュージーランド)へと
拡散していきました。

スンダランドからポリネシア人の拡散ルートは海流・卓越風に逆らうルートですので、
漂流して拡散したとは考えられません(意図的に見えない島をめざしたのです)。
なぜ風に逆らって航海したのかに付いては、人類学者は戻ってくるときに楽なように
風上を目指したのだと主張していますが、切り上がり性能の良いクラブクロウリグを
持っていたポリネシア人にとっては、風上航が容易だったのではと思っています。

なぜそんなに大海原を転々と移住したのかについては定説がありませんが、私は
ポリネシア人が冒険心が高く、セイリングすること自体が好きだったからだと
思っています。(その血は私にも流れているはずです)

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