ケアマネージャーとは通称で、正式名称は介護支援専門員といいます。ケアマネージャーは介護保険の対象者にケアプランを作成しケアマネージメントを行ないます。横文字ばかりで訳がわからないですね。簡単に言うと、支援や介護が必要な人(要支援、要介護認定を受けた人)に対して支援や介護をどのように行なっていくかということを企画立案(ケアプラン)し、そのプランが計画とおり実行されているかを監視することによって、対象者に充実した介護・支援が行なわれるようにするのがケアマネージャーの仕事です。介護保険というと最近ではグッドウィルによる不正受給問題や介護報酬の引き下げによるサービスの低下などネガティブな話題が多いのですが、高齢化社会はますます強まる状況において、強いニーズを持つ資格といえます。ケアマネージャーとして業務を行なうには、まず介護支援専門員実務研修受講試験に合格し、介護支援専門員実務研修(都道府県が実施)を受講した後に登録を受けなければなりません。また、受験資格は意外と厳しく、医療系の資格(医師、看護師、准看護師、助産士、介護福祉士等)を取得して5年以上の実務経験があるか、介護施設等で10年以上の実務経験が必要とされます。実際には看護しや介護福祉士等が受験するケースが多いようですが、老人保健施設などでの業務経験も実務経験年数に参入されることがあるので資格は持っていなくても10年以上の職歴がある場合は一度確認してみたほうが良いでしょう。「ケアマネジャーの受験資格を最短取得。裏技を使った資格取得方法」はこちら

ケアマネージャー試験の概要

ケアマネージャー(介護支援専門員)の試験は毎年10月下旬頃に実施されます。ケアマネージャーの試験は一般的な資格試験とは少し趣がことなります。全国一斉に試験が行なわれますが、試験の実施主体は各都道府県となっています。国家資格ですと役人の天下り先である財団法人○○試験センターといった名前の半分役所のような団体が試験から登録までを管理するのですが、ケアマネージャーの場合は各都道府県の福祉関係の部署が主管します。従って試験を受験しようとしたり受験資格の実務経験などを確認したい場合は居住地の都道府県に問い合わせをする必要があります。典型的な縦割り行政ですね。しかし大抵は、ヤフーかグーグルで都道府県名と「ケアマネージャー」か「介護支援専門員」と入力して検索すると主管部署の案内がでてくると思いますので、少々不便ではありますが必要な情報には辿り着けるものと思います。試験の願書は毎年7月から配布になりますが、県庁の管轄部署のほか、各市区町村役場、社会福祉協議会等でも配布しています。願書の受付が8月の始めまでで「郵送(簡易書留)のみ受付」となっていますので、早めに発送したほうが良いでしょう。試験形式はマークシート方式で、多肢選択方式ですが、択一だけでなく複数の選択肢を選ぶ問題もあるので、事前によく問題形式になれておくことが必要です。問題数は全部で60問で、介護支援分野が25問、福祉サービス分野が15問、保健医療・福祉サービス分野の基礎15問、総合5問となっています。受験資格にある取得済み資格により問題の免除制度があります。合格率は第一回が最高で、年々減少しており、現在では30%程度となっています。

ケアマネージャーの試験対策は問題集中を中心に

 ケアマネージャーの試験は非常に広い範囲が対象となっているので、一年で合格するに は計画的な勉強が欠かせません。そして注意が必要なのは非常に新しい制度に対する資格なので、法改正が頻繁に行なわれます。せっかく過去問題を勉強したのに本番では法改正の部分が出題されて不合格、では泣くに泣けません。勉強を進めるにあたってはなるべく薄めの参考書と正答表の解説が多い問題集を用意しましょう。参考書をまず一度通しで呼んでから本番同様に問題集に挑戦してみましょう。おそらく合格点には届かないでしょう。問題集を解いた後に重要なのは、一つ一つの設問が何故×なのか、あるいは何故○なのかをしっかりと理解することです。そのために、問題集は解説ページが多いものが良いのです。そして答え合せをして「どうして間違えたのか」が理解できたら同じ問題をもう一度やってみます。今度はおそらく合格点が取れると思いますが、満点ではないでしょう。もう一度解説を読みましょう。そして、これを満点が取れるまで繰り返しましょう。後は基本的にこの繰り返しです。参考書をひととおり、あるいは一区切り読むごとに本番形式で問題集を解き、全ての問題が解けるようになるまで繰り返すのです。資格試験というのは基本的に過去問題を焼きなおしてつくるものなので、過去5年くらいの問題を全て暗記していれば充分合格ラインにはたどりつけるものです。後、合格を確実にするためには法改正分野の問題もしっかりと取り組んでおきましょう。こればかりは予想になりますが問題の作り方というのはあまり大きな違いは出ません。どんな問題がでるだろうと悩むより数をこなしましょう。 モバイル版ケアマネジャーの資格情報はこちら