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 インド式計算術。ちょっと怪しいネーミングが受けたんでしょうね。つまるところイン ド式計算術というのは、日本人が算数の時間に一桁の掛け算を九々として暗記するところ、インドでは算数の基礎として二桁の掛け算でも簡単に計算が出来るような「コツ」を教えている。インド式計算術とつまるところそういうものです。
このインド式計算術、計算方法を紹介した書籍(インド式計算ドリル)がヒットを飛ばし、既にテレビ番組でも何度も取り上げられました。予想外のヒットに便乗した出版社が類似の書籍を刊行し、著作権絡みの裁判沙汰にまでなっています。けっこうな人気振りですよね。それだけ目新しいというか、インパクトがあったのは確かです。私もいくつか類似の書籍(ドリル)を読んでみたのですが、どれも基本的には同じことを書いてあるので、どれを買っても一緒です。いうなれば、算数の授業で九々を教える習慣が無い国で九々を教えるようなものです。何だか魔法みたいな算数に思えるかもしれませんが、紹介者が違っても内容にたいした違いは無いですよね。
 さてインド式計算術を覚えると二桁の掛け算が簡単になる、日常生活でも便利、などと良く紹介されていますが、それはある意味正しいmpですが、同時に大きな間違いでもあります。それはどういうことかというと、インド式計算術の代表的な考え方は、数字の「9」と「5」にあります。(左下に続く)

インド式計算術の基本的な考え方

(右上から続く)例えば「9」という数字に関してですが、インド式計算式では「17×19」という数式は「17×20- 17」という考え方をします。
「17×20=340、340- 17=323」といった寸法です。どちらも難しい暗算ではないですよね。日本人が筆算をするところをインド式計算術では計算しやすい数字に数式を丸めて、分解して再構成する訳です。「5」に関して言えばもっと簡単ですよね?1/2=0.5ですからそれを利用している訳です。頭の良い人ならこの二つはある程度日常生活の中で使いこなしていると思います。テレビなどでインド式計算術が紹介される時は、この程度の例題が出されてゲストが感心して終わり、というのが多いです。しかし重要なのはこの分解して再構成する考え方とそれを一歩進めた「この先の計算方法」です。
では、インド式計算術の「この先の計算方法」はどうやって無料で身に付けることができるでしょうか?答えは実に簡単です。本屋やコンビニで立ち読みをすれば良いだけのことです。お金持ちの人は計算ドリルを買っても良いのですが、私のような貧乏人はそのお金は食費にでも廻します。コンビニでもインド式計算術の本(ドリル)が置いてあるブームの今のうちがチャンスです。本屋に立ち寄ったら一日に二つでも計算方法のコツを覚えましょう。覚えて自宅に帰ってから下のプリント作成ソフトで練習しましょう。解法を書きながら解けばそれが書籍の替わりになります。

無料でインド式計算術を極める

 では、インド式計算術を極めましょう。何も難しいことはありません。あなたは、小学 生の時に九々をどうやって覚えましたか?何か特別なコツがありましたか?ないですよね?せいぜい歌のようにリズムをつけて自然に口をついて出てくるように何度も繰り返し練習したんではないでしょうか。インド式計算術も一緒です。繰り返し何度も練習しないと暗算が出来るようにはなりません。テレビ番組でインド式計算術の紹介を見て「へ〜」とはなっても、それを実践できるわけではないですよね。インド式計算術が凄い方法だ、と思っても真面目に勉強しよう、とは思わないでしょう。何故なら、あなたはもう二桁の暗算など必要としていないからです。インド式計算術を覚えるより、携帯電話の計算機機能の方を使ったほうが遥かに便利だし手っ取り早いからです。しかし、インド式計算術を身に付けると役に立つ人達がいます。それは小学生と中学生、すなわちこれから試験や受験をしなければならない子供達です。インド式計算術を覚えて自由に使いこなせれば、テストや受験にも役立ちます。
 子供達にインド式計算術を習得させる方法は、「ひたすら計算ドリルをさせる」これだけです。九々と一緒です。基本の考え方を教えて後は何度も問題を解かせるだけ。鶴亀算とかと一緒です。何度もドリルをして解法を暗記させるのです。本屋で高いインド式計算術のドリルを買う必要はありません。フリーの計算プリント作成ソフト↓を入手して、後は子供にやらせるだけです。簡単で無料です。

計算プリント 自動作成 Keisan-PRI