鱒浦トーチカ

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 ↑ トーチカの正面(1階の銃眼又は砲口部側)
所在地:GoogleマップYahoo!地図
 網走市街地から国道244号線を南東方向に進み、鱒浦駅を過ぎて約450mで右折し、踏切を渡ってすぐに右折すると牧場がある。そこで牧場を経営するS様の了解を得て、S様宅玄関向かいにある牧舎の裏の斜面を藪漕ぎして50mほど上っていくと、このトーチカに到達する。

 注意点:2階建て構造のトーチカであるが、出入口部分は土で塞がれている。作業着・軍手・長靴は必需品である。
 ↑ トーチカの位置
 首線(銃や砲の狙う方向)は東南東の砂浜海岸に向けられている。トーチカの出入口のある南側には交通壕の痕跡があるので、築城工事や火砲の運搬はそこを利用したと考えられる。また、トーチカのすぐ上の斜面にも塹壕が一部残存している。
 ↑ 2階部分の外観
 コンクリートの壁面と写真左下隅に大きな穴が開いている。これは網走歴史の会が2001~2002年に調査を行なったときに開けたもの。本来の出入口は、網走歴史の会によって埋め戻されて塞がっているため、内部調査はこの開口部から行なうこととなる。
※どちらの開口部も、高い位置にあるため、身長の低い方や体力に自信のない方は、トーチカから出られなくなる恐れがあります。内部には入らないことをお勧めします。
 ↑ 2階部分を拡大
 割れた屋根のコンクリートから、針金状のものがいくつも飛び出している。鉄筋なのか、偽装網をかけるためのものかは不明。
←外から見た北北東側の観測用スリット
 ↓外から見た東南東側の観測用スリット
 ↑ 2階観測所の内部
 観測用のスリットが2方向に設けられている。どちらからも海岸部を確認することができる。1階との連絡用に伝声管もある。
 ↑ 2階観測所の内部と階段
 この階段の先は、観測所用の独立した出入口になっていたようであるが、現在は土で塞がれている。
←↑ 階段
 支保工の木材が残っている。
 ↑ 1階天井に設けられた換気口
 換気口の側面に2階観測所からの伝声管がつながっているようである。
 ↑ 1階正面(銃眼又は砲口部)の外観
 トーチカ前面の左右に、斜面が崩れないようコンクリート壁が設けられている。
 ↑ 銃眼又は砲口部から見た1階内部
 1階の出入口部分も埋められており、内部に入ることができない。機関銃用の銃座か歩兵砲用の砲座になっていると考えられる。
 
■更新履歴
2011年8月8日 公開
■外部リンク
網走歴史の会・・・トーチカ調査報告網走トーチカ探査記