鹿沼トーチカ(II)

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 ↓トーチカの正面(砲口部側)
所在地:Googleマップ
 むかわ町から道道1046号鵡川厚真線を西へ走行し、厚真町に入って約700mの地点で、住宅への接続道路へ右折する。現在空家となっている住宅の近くに駐車し、東側の斜面を見上げると不自然(人工的)に土を盛り上げたような箇所があるので、そこを上ると、このトーチカに到達する。
 今回、このトーチカを探索するにあたって、地元の戦跡の保存活用に熱心な厚真町教育委員会の乾様・奈良様・宮下様や、勇払平野の戦跡にお詳しい元苫小牧市博物館長の佐藤一夫様とご一緒させていただく機会を得て、発見することができました。ありがとうございました。
←↑砲口部
現在、背面の出入口は土砂で塞がれ、砲車の運搬路らしきものも確認できない。トーチカ内部には、この砲口部から入るしかない。
 ↑ 砲座
 内部の幅が3mしかなく、砲口部が大きく設けられていることから、92式歩兵砲用と推測される。床には、土砂が堆積しており、駐鋤(ちゅうじょ)用の溝は確認できなかった。また、天井に換気孔が設けられていないようである。壁面からは針金状のものが出ている。
← 内側から見た砲口部
 ↑ トーチカ内部
 背面出入口は土砂で完全に塞がれている。右奥に見える小部屋は、砲側弾薬庫。
 ↑ 背面出入口
 
砲側弾薬庫→
 天井のコンクリートの間に、いくつもの木材が露出している。支保工なのか、それとも何かを固定しようとしたものなのかは不明。木材の箇所から多数の釘が下向きに飛び出しているので、頭上注意。
 
 ↑ 92式歩兵砲 砲の写真はWIKIMEDIA COMMONSより
 平射・曲射ができるのが特徴。最大射程は2,800m。
■更新履歴
2011年8月14日 公開
■外部リンク
ウィキペディア(九二式歩兵砲)