アナーバーの語学学校

ここではアナーバーの語学学校の特徴をレポートします。


さてアナーバーで奥様方は一体どのように有意義なアメリカンライフを過ごされているのでしょうか。夫が大学院に通う奥様方はタームが始まりますと、夫が勉強で多忙になる事からある種自分の世界を見つける事が重要です。中には夫と同じく大学・大学院に通い向上心溢れる頼もしい女性もいらっしゃるようで誠にすばらしい限り。更にせっかくの機会に英語だけはものにしたいと語学のお勉強に励まれる方、お子さまがおられる方は、お子さまと一緒に楽しめるサークル活動に専念される方等々それぞれの価値観によってその活動も様々です。このコーナーではその中でも大多数派であると思われる語学力取得を取りあげ、アナーバーにある数少ない語学学校の長所・短所をまとめてみました。
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語学力取得について
価値観の多様化により、語学学校へ通う目的も人によって異なるようです。アナーバーは田舎であるので語学学校が多いとされるNYや
SCに比べ学校の選択肢がないというのが現状です。その為、学校間での競争がありませんので、学校自体の質はどこもそれ程変わりがありません。あとは先生と個人の相性であったり、個人の努力によりいかにして語学力を向上させるかにかかっています。ですのでアナーバーで語学学校にいかれる方はその辺りを考慮の上、御選択になると良いと思われます。


各学校とその特色について
Family Housing Community Center English Language Program (家にずーっといるのも退屈なのでちょっと外に出たい奥様向け

通年のclassの傾向としましては、日本人と韓国人が半々の構成になっているようです。ある種日本人奥様方のコミュニテイとなっており本気で英語力の向上を目指されている方へはお薦め出来ません。但し、渡米後日本人のお友達が欲しい方や生活のセットアップなどで日本人の観点での情報が欲しい方、語学の向上はほどほどに友達をお作りになりたい方はお薦めです。非常に似ている立場の奥様方が集まる為、意気投合し友達になり易いのも事実です。またクラスの雰囲気は非常に良いです。ただ、日本人同士で固まってしまうという傾向がありますのでせっかくアメリカに住んでいるのに日本人の集まるところにわざわざ高い学費を払って行くのもどうかという問題点もあります。最後に、こちらでも先生の相性が重要です。先生を選ばれる方も多いようです。お子さまのおられる方は、お子さまと一緒に参加が出来るコースがあり、そちらの方は人気があり直ぐにいっぱいになります。



Washtenaw Community College English as Second Language (真剣に英語力向上を目指したい方向け)

WCC(現地の方の間ではWCCと呼んでいる。)は、2年生の公立短大のことでこちらにもESLのクラスがあります。受講の際には、コーパスという時間制限なしのWCC独自のテストを受けなければなりません。結果を踏まえてカウンセラーと一緒に個人に合ったコースを決めます。但し、日本の大変親切なカウンセラーを期待してはいけません。アメリカはどこもそうですが、日本人は100%カウンセラーに任せる傾向にあるのですが、こちらの場合個人がある程度下調べをし、自分がはっきり語学の向上に対してどのようなExpectation(期待)を持っているか若しくは具体的にどのクラスに入りたいかまで主張する事をお薦めします。黙っていると、カウンセラー(一般的なアメリカ人)は”何も意見のない人”と見なす傾向が非常に強く、人気がなくて空いているクラスに入れられる事もあります。アメリカでは自分の意見をはっきり主張しない=何でも良い(OK)と見なさる傾向がありかえってマイナスです。遠慮なく自分の希望を伝えましょう。授業の内容は大変充実しており、試験もあります。宿題もありますのでこちらに通う事になると大変忙しくなるでしょう。こちらも先生との相性が非常に重要のようです。クラスの人種構成は時期によって様々。昨年度は日本人は少ないように思いました。



Michigan Language Center (TOEFLの点を上げたい方向け)

MLCは私立の語学学校でダウンタウンにあります。クラスの国別構成はアジア人、特に韓国人が多いです。韓国では長引く不況の為大学を卒業しても就職が出来ず、大学卒業後若しくは2−3年の時にアメリカに語学留学するのが一種の流行のようです。従ってまだ社会経験のない韓国人がMLCに殺到しているという事実。彼らとは日本の生活習慣と全く異なる為、同じクラスにいて吃驚する事も。ただそれを韓国文化として寛容に受け入れるか、それとも冷ややかに一線を置くかは個人の問題です。彼らは韓国人同士で固まっており英語でなく韓国語を喋っています。学校側は一応構内はEnglish onlyというポリシーにしていますが、そのポリシーに強制力ありませんし、先生も母国語を喋ったからといって叱るような事は一切ありません。授業の質は大変良いし、特にTOEFLの上級コースは、アナーバーダウンタウンにある他の大手ブリンストンレビューやKaplanに比べて、その質のわりには値段が手頃で非常にお薦めです。しかし、近年韓国人が殺到している現状と最終的には大学や大学院を目指している20代前半のクラスメイトが多いので、受験を考えていない奥様が行くと英会話の話題と友達作りに苦労しそうです。受験前で切羽詰まっているのか人間関係も非常にドライです。大学・大学院を目指してTOEFLの点を上げたい方向け。TOEFLの点が173(CBT)に達するとWCCへ入学し、2年後にアメリカの大学へ編入というコースを辿る主に10代後半〜20代前半の人達も多く人の出入りは激しいです。上級のTOEFLクラスのクラスメートはかなり英語が出来ますし目的を持った学生が多いので大変刺激になります。TOEFLのクラスはテクニックを教えるが中心で授業中殆ど英会話はありません。英会話を求められるのでしたらSpeakingのコースを取られると良いでしょう。



Access International (会話力を上げたい方向け)

AccessはMLCの競合でダウンタウンにある私立の語学学校です。中には双方を行ったり来たりしている方もおられます。MLCとの最大の違いはMLCはアジアの学生が大半を占めるが、Accessは南米やヨーロッパの出身者もちらほらいるという事で彼らは非常に英会話が上手です。喋るのは得意であるのに、読み書きになると全く基本が出来ていないと言う日本人の英語力と逆の現象があります。MLCは、大学や大学院に行きたいという最終目的を持った方が多い事からアカデミックな英語に重点が置かれており常にTOEFLを意識しているような所があります。Accessは一部そのような学生もいるのですが、南米・ヨーロッパ・アフリカから来てる学生には英語だけをアメリカで学び、のちに仕事で役に立てようという10代後半から20代前半の子達が多いのが特徴です。独身の若い学生が多く、奥様は非常に少数派です。学校は大変アットホームで先生も親切ですが読み・書き・文法中心の体系的な日本の英語教育を受けてきた私達にとって授業の質はそれほど高くありません。そして1コマが1時間単位ですので、あっという間に時間が経ってしまい今日は何をしたのだろうという日も確かにありました。ただ英語を喋るという観点からすると、クラスメートは英語を喋るのに関してはアジア人よりも数倍優れていますし、南米やヨーロッパ、アフリカなどのクラスメートは自己主張も強く、実際一般的に自己主張強いとされるアメリカ人と喋る時には役に立つと思われます。彼らは自己主張が強い為、アジア人が萎縮する傾向にあって韓国人の間でAccessに行くと英語を喋る事が出来ないとの偏った噂が立ちMLCの方に韓国人が殺到しているという傾向のようです。授業では議論も多く、1日本人としての意見を発表する機会に恵まれますが、意見を述べるという場面が今まで少なかった日本人は四苦八苦、黙り込んでしまう方もしばしばいます。



Stone School

Ann Arbor Public Schoolが運営する無料のコース。お昼(月ー金)と夜(週2回)のコースがあります。無料のわりには授業の質が良いとの評判です。クラスの構成も人種・職業ともにバラエテイに富んでいます。こちらも先生との相性が非常に重要でして、入学した方の意見は先生によって賛否両論、評価が分かれるところです。出席には非常に厳しく、無料と言えど一定の基準を超えると強制退学させられてしまいます。その為脱落者が非常に多く、クラスによっては最初は20名以上たクラスメイトも日が経つにつれて半分以下にという事も。粘り続けるとその恩恵が受けられます。市の財政が厳しく、今後クラスの数が少なくなるという噂があります。


お断り
以上が私の主観によるアナーバーの語学学校のメリット・デメリットです。あくまでも主観であり御選択の参考程度にされて下さい。個人の選択には一切責任を持てません事この画面を借りましてお詫び致します。更に誤解を招かない為にもコメントしておきますが、私個人としてはどの学校は辞めた方がいいだとかお薦めだとかは個人の目標といかにその学校が掲げている方針とがマッチするかによると思いますので一概に学校を評価する事は出来ません。例としましては、1)"本当に英語の勉強をしたかったのにFamily Housingのコースを取り、まるでお茶して日本人と喋って優雅な主婦の社交場って感じ?で全然上達もしない。ただ友達はたくさん出来たの。"2)"MLCに言ったんだけど人間関係がドライだし、クラスメートは若いしなんだか私浮いた感じがして居心地の悪さを感じちゃった。"等々奥様の間でもいろんな意見が聞かれます。これは、個人の目標と学校の持つ特色のミスマッチが起こった結果であると私は思います。1)の方で本当に勉強したいのであれば日本人の多いFamily Hpusingの英語コースを取ったのがそもそもの誤りですし、2)の場合、友達作り等の社交を重視するのであれば逆にFamily Housingのコースを選ぶべきだったと言えます。

少ない語学学校の中で、個人の目標と学校が向かっている方向とを一致させる事が非常に重要です。私の今は1年の滞在を通じアメリカ人の知人が増えて来た事で彼らと喋るのが一番英語力向上になると考え実践しています。その基礎を作る為にも1年目に語学学校へ行った事は意味のあるものでした。更に教会活動や地域のボランテイアに参加し、2年目は本当の意味でのアメリカを体験したいと思っています。日本人とのお付き合いは必要最小限にしています。こちらも勿論大切な事です。しかし、日本に帰国しますと嫌でも周りは日本人ですし、この貴重な機会に世界各国のお友達を作るというのもまた1つの考えではないでしょうか。更にアメリカならではのアメリカのイベントにアメリカ人と参加しています。実際はキリスト教を取り巻くイベントも多いのですし、宗教心のない日本人の方は宗教と聞いてそれだけで引く方もいるかも知れませんが、アメリカという国がキリスト教と共に発展してきたというのも事実です。








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