TOEFLライティングのコツ

TOEFLのセクション2の最大の難関はライティングではないでしょうか。私のTWEの得点は5.5(IBT版の28点だと思って下さい。)です。ですので、このページは6点満点(CBT時代のスコアです)を目指している方の参考にはならないと思います。いまのスコアで言うと、

さて、TOEFLのライティングで高得点がとれない人にはいろんな理由があるようですが、典型的なのが、@時間がない、A語彙が不足している、といったところではないでようか。私もはじめての受験時はこのような弱点があったのですが、それを克服するために自分なりの方法を思いつき実践したところ、かなりの得点アップがありました。その方法をここでは紹介したいと思います。


1.時間をいかに有効に使うのか?
ライティングの時間は30分しかありません。ですので、いちいち問題を与えられてからブレーンストーミングして、下書きし、スクリーンに打っていては確実にタイムオーバーとなるか、時間制限のプレッシャーを受け、スペルミスなどを連発してしまうことでしょう。
無責任なある参考書によると、”TOEFLの聞いてくるであろうトピック(300を超える!)を事前に全て解いて、それらに対する自分のアイデアを自分の頭にストックしておくといい”と勝手な主張しています。ですが、こんなの時間と労力がかかってしょうがないと思いますし、それだけ覚える記憶力があれば、別の有益なことを記憶した方がいいでしょう。TOEFL受験する人は、TOEFL準備のために24時間あるわけないし、こんな無駄な勉強はやめましょう。

ではどうするのか。それは、英語特有の一定の論述パターンを身につけ、それに従って書くことです。論述パターンといってもたいしたことはありません。簡単に言えば、1.イントロ+主張セクション、2.理由セクション、3.まとめセクション、といった3セクションを踏めばいいのです。この順序はアメリカ人の思考にフィットしているようで、もっても理解される論述パターンです。決して起承転結のようなアメリカ人にわかりにくい展開はしないで下さい。以下は、具体例です。


(例)Topic: Sport players make a lot of money. Do you agree or disagree?

1.イントロ+主張セクション (I agree かdisagreeかを必ず書く)
Since this topic is very controversial issue, I suppose that different people have different ideas on this topic. But, I agree that sport players make a lot of money. There are two major reasons for my argument. So, let me explain these reasons.

2.理由セクション (First, Secondと理由を続ける。どんなにつまらない内容でも必ず具体例を入れる。採点者は中身を重視しない。)
First, sport players cannot keep playing in his/her special area for a long time. People get old and might get injury by accident. Therefore, sport players need to make a lot of money in their limited time. For example, Matsui, the most famous Japanese MLB player, gets at least 1 million US$ in a year. But, there is no guarantee that he will play in the next year without injury. (Continue…)
Second, sport players give a lot of benefits to the society. (Continue…)

3.まとめセクション(主張を再強調し、反論に言及すること。そして、主張で終わること)
As discussed above, I do not have any complains that sport players get high salary. Two reasons clearly prove that they deserve it. Someone might argue that sport players maker too much money in comparison with people working in regular firms. But as I explained above, sport players are less stable than salary men/women. They also create substantial value in the society. …(Continue…)
Therefore, I agree that sport players make a lot of money. There are two major reasons for my argument.

以上のような論述パターンをマスターすれば、エッセイの展開の仕方はいつも同じ。Yes or Noとそれに合わせた理由だけを問題によって変えていけばいいので、すごく楽です。アメリカの中学校では以上のような論述パターンを徹底して教えていると言うことを中学生を子供に持つアメリカ人の親から聞きました。TOEFLもこのような基本的なエッセイの論述パターンができているかどうかを見ていて、それが高得点をとるコツになっているのだと思います。



2.語彙はどうするのか?
はっきりいってライティングでは高度な語彙は必要ありません。CBT版の5.5点という高得点もDUO3.0(鈴木陽一著)程度あれば十分ですし、TOEFL英単語3800(神部孝著)のBランクができれば全く問題ないと思います。なぜなら使う単語や熟語そしていい回しはワンパターン(上の例で行くとAs discussed above, therefore, for example, など)だからです。このあたりの書き方はアカデミック・ライティングと呼ばれる書き方で、「TOEFLライティング問題100」「TOEFLテストライティングの方法」でもまとめられてます。演習も含めてさらにライティングのテクニックを習得したい場合は購入してください。iBTにも対応してますので、この2冊以外は特におすすめです。あと、TOEFLライティング問題100(ポールワーデン著)Barron's Writing for the TOEFL iBT、いまは絶版となった戦略的TOEFLテスト新試験ライティング(プリンストンレビュー 著)などの本の優秀エッセイサンプルから、うまい言い回しやおきまりフレーズを4〜5つ盗んで(丸暗記して)、自分の論述パターンに必ず組み込むようにすればいいと思います。実際、私もそうしました。これがすごく効率が良い勉強方法です。



3.演習や練習はどうするのか?
以上で紹介した論述パターンをマスターするには、演習をつまないといけませんが、その演習の目的はあくまで論述パターンを体だ覚えさせるためのものです。ですので、ETSの公式問題から演習をするときには細かな単語や語彙、解答の内容などは気にしなくていいです。(もちろん、単語のスペルミスや文法間違いは減点の対象となります。なお、基本的な英文法を徹底理解するには、はじめてのTOEFL(長本吉斉 著)TOEFL test 620点 長本吉斉 著を3回以上繰り返してください。)論理の流れ・論述パターンが大切だと思います。それから必ず30分という時間を守って演習をして下さい。ライティングでは時間内でうまくまとめる能力が問われているからです。また、演習で、CBTを意識してコンピューターを使ってやるのもいいと思います。

なお、TOEFLの得点アップ法について知りたい方は、留学に役立つ本(おすすめ参考書・問題集)〜TOEFL・GRE受験対策をご覧下さい。

TOEFLライティングでのトピックスはETSのこちらに掲載されてますのでご参照ください。






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