黄熱病 |
| 黄熱病はアフリカ、南米の一部に常在します。 蚊が媒介。発熱と肝障害による黄疸を伴うことからこの様に名付けられております。 アフリカでは入国をする際予防接種が義務づけられている国があるので 予防接種を受けないと入国できない国もあるので注意が必要です。 |
疫学 |
アフリカ、中南米の赤道を中心としてほぼ南北15度に常在します。(現在のところアジアでの発症は認められておりません。人→蚊→人という感染経路をとり、人から人への直接感染はありません。 |
症状 |
潜在期間は3ー6日。突然の高熱のあと、重度の肝障害に伴う黄疸がでてきます。重傷例ではDICという多臓器障害と出血傾向による下血がみられる致命率のたかい状態になります。 軽症例は風邪症状に似ていることから黄熱病と気が付かないことが多いと考えられ、統計はとりにくいのですが、 致命率は5から10%ともいわれてます。 |
治療 |
治療法は残念ながらありません。 対症療法のみで、肝障害やDICに対する全身管理が必要ですので、疑わしいときは現地の大きな病院に行きましょう。 |
予防 |
ワクチン接種が有効な手段です。感染地域は比較的限局されておりますので、これらの地域に渡航するひとはイエローカードの要否にかかわらず接種することが大事です。 感染多発地域に渡航するときはワクチン接種はもちろんのこと、とにかく蚊に刺されない様最大限努力することです。 外出時は長袖長ズボンをはき、虫除けスプレーをしっかり使ってください。 外用の電気蚊取り器が、ある程度有効なので日本で購入していくことをおすすめします。 |
イエローカードについて |
特定地域への入国にはWHOによって予防接種が義務付けられており、これらの国への入国の際にイエロカード(予防接種証明書)が要求されます。下記の国への入国以外でも、流行地域を経由してきた場合に提示を求められることもあるようです。アフリカや中南米に渡航する人は必ず大使館か領事館にお問い合わせください。 黄熱病のワクチンは一般の診療所では扱っておらず、各地域の検疫所で受けるようになっております。 イエローカードの有効は接種後10日から10年間です。(再接種の方は接種直後から10年間) 入国者すべてにイエローカードを要求している国は ブルキナファソ、カメルーン、中央アフリカ、コロンピア、コンゴ、コートジポアール、フランス領ギアナ、ガボン、ガーナ、リベリア、マリ、モータニア、ニジェール、ルワンダ、サントメ、プリンシペ、トーゴ、ザイール です。- |
ワクチン接種法 |
一回のワクチン接種で10年以上の効果があります。 接種後10日より予防効果が発現します。 生ワクチンなので、他のワクチン接種が終わってから最後に射つと良いでしょう。 ただし、イエローカードの有効期間は接種後10日からなので、出発ぎりぎりにならないようにご注意を。 卵アレルギーのある人は接種できませんので気をつけてください。 |
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