サイト作成の意図
来春、社会へと旅立つ。そこでは、今までのように気ままに物思いにふけるというような機会は当然限られてくるでしょう。その悲運を予期するとき、ある意味では幸せな時間になされた、今までの思索を整理し、自分が何を考え、何を考えてこなかったのかを総括したいという、これもまた幼い衝動を持つに至ったわけです。
大学2年生になった2004年の春、私はサイト製作にあたって、9.11に関する漠然とした違和感をほどいていく術の会得を目指して文科三類から文学部へと歩を進め、社会全般への「正当な」まなざしを身につけること、その忘れやすい夢が覚めぬようにための覚え書きとしてこのサイトを活用することを宣言していました。
ある意味において、さまざまな社会的な文脈の中で、結局それは皮肉にも本当に忘れやすい夢でしかなく、実現する夢とはならなかった。したがって、過去を振り返ることは怠慢と挫折をそのままの形で発掘することにもつながるでしょう。
その怠慢と挫折のテキストの総括を誰もが見られる場に公開することに何の意味があるでしょうか。ひとつには、その散漫なテキストが反面教師たりうること。ひとつには、散漫さの中にある、かすかな情熱が手がかりとなり、新たな試みに引き継がれうること。現実的には、それぞれの文章の目的であったレポート作成の参考には少なくとも無意味ではないと信じたい。いずれにせよ、ただの自己満足という謗りは免れ得ません。お許しいただきたく思います。
2006年10月2日 内定式の日に Schwarzer Schweif
サイトのタイトルについて
Das himmelblaues Segeltuchは、ドイツ語で「空色のキャンバス」を意味します。空はどこまでも続いているけれども、限りがある。その限られた広大な範囲に何を描けるのかを追求する試みとでも、いいましょうか。結果は...
なお、それぞれのページのタイトルは英語になっており、そのスペースにはアンダーバーが使われています。これは、このサイトを作成しているiWebとSo-netのサービスの都合上、漢字やスペースが使えず、こうせざるを得ませんでした。英語のタイトルは相当に怪しいので、お気になさらずに。