1)北京料理(略称:京菜
  かつて中国を支配していたモンゴル族や満州族の料理と山東地域等中国の東北(華北)
  料理が混ざり合い、発展してきたのが北京料理を中心とした北方料理。
  つまり明の時代以来の支配層の食事としての宮廷料理と庶民の味とがミックスしている
  のが特徴といえる。
  満漢全席と称され、贅沢の限りを尽くした清朝時代の豪華絢爛の宴は3日間以上も続い
  たというのは有名な話。
  当時より一流の料理人が近隣地域の旬の素材を使い、派手な調理方法を演出していった
  のであろう。

  北方料理では概して魚介類は食材としてあまり使わず、肉料理が多く使われる。
  中でも羊肉の登場頻度が高いのもモンゴル族支配の長かった東北地域らしい点である。
  また、黄河流域に位置する東北エリアは小麦粉の産地のため、餃子、饅頭系や麺料理等
  小麦が素材の料理が多くなっている。
  また気候が寒いため、他地域と比べて油が大量に使われ、濃い味付けの料理が多い。
  
 《代表料理》
  ☆北京ダック
  ☆鍋貼餃子
  ☆葱爆羊肉
  ☆羊肉鍋
  
          
 《北京料理サンプル@(北京ダック)》  《 サンプルA   》

  確かに考えてみれば北京ダックは鴨(ダック)に餌を大量に与え、過度に肉をつけ
  させた状態のものをいただいているわけである。
  どちらかというと庶民流というより、宮廷や貴族等裕福な人のための料理というのも
  そういう点からもうなづける。

  

  広東省のレストランにて北京ダックを切る店員


 2)満州料理

  満州地方の料理であるが宮廷料理の側面も持ち、発展してきた点では北京料理と共通
  している。
  香港ではSohoにある「満漢居」(ビストロ Mancyu)にて満州料理を味わえる。
  住所:中環伊利近街33号地下
  
Tel:2536-9218


      
 
 
 《アンティークな空気漂う店内》    《満州料理 サンプル@》


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1.北方料理系