1)上海料理(略称:滬菜 )   
  揚水江下流地域を中心とした中国東部上海エリアの地方料理を総称し、一般的に上海
  料理といわれる。
  もともとは揚州料理、無錫料理、蘇州料理(蘇菜)、杭州料理(杭菜)、紹興料理
  安徽料理、江西料理などの地方料理が国際都市上海の発展につれて
  より全体として洗練されたものに形成されていったものと考えられる。
  
  比較的気候が温暖な地域であったことから米も含め作物が豊富に獲れたこと
  かつ川や海の幸にも恵まれていたことから、素材や料理のバリエーションが
  多彩であるのが特徴。
  発酵、醸造技術が発展してきた地域であることもあり、醤油や黒酢を使った料理や
  酒で煮込んだ料理が多く見られる。有名な紹興酒もこの地域での特産品。
  料理の味付は甘味、酸味、塩味が強い傾向にある。

  また北方料理同様、餃子などの点心系小食も好まれ蒸籠で蒸して肉汁をも楽しむ
  小龍包はあまりも有名な料理。
  上海蟹や乞食鶏など高級な料理もあるが、それら及び海鮮系料理以外は比較的安い
  料理が主流になっている。
  
  香港において上海料理店は広東料理に次いで多い。  
  
 《代表料理》
  ☆上海蟹
  ☆小龍包
  ☆雪菜百葉
  ☆清炒蝦仁
 
          
  ☆小龍包                ☆上海蟹

 2)杭州料理
  杭州は2000年以上の歴史があり、中国6大古都のひとつにあげられる伝統と
  歴史のある地域。
  かつてマルコポーロが滞在し「世界で最も華やかな都市」と言ったのは有名な話。
  悠久な歴史のある杭州料理は八大中華料理のひとつに分類されるが、現在は上海
  料理に包含されて表現される場合もある。
  厳密には現在の浙江省近辺地域(杭州料理、寧波料理、紹興料理、温州料理)
  の料理を総称し、浙江料理とされ八大料理に分類されている。
  ただし長い伝統&歴史のある杭州料理は中でも目立った存在となっている。
  
  杭州料理では湖や川で獲れる魚介類を素材に使ったものが多い。
  また、豚を柔らかく煮込んだ東坡肉や乞食鶏は杭州から生まれた料理として有名。

  香港での杭州店は以前は一部の高級店のみであったが、最近は杭州専門店が徐々
  に増えてきている。
  
  

  《代表料理》
  ☆東坡肉(上記写真)
  ☆龍井蝦仁
  
  

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2.東部料理系