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家族の構成とライフスタイルについて


家づくりにおける家族構成とライフスタイル

家づくりの検討をする中で、家族の構成やライフスタイルは設計に大きな影響を与えます。共働きなのか、あるいは2世代なのか、子供は何人いるのか、利便性や機能性を優先するのか、ゆとりやくつろぎを最優先に求めるのか、こういったライフスタイルいうか、生活のパターンというのは、人それぞれだと思いますし、みんな考えや価値観が違うのは当然のことだと思います。

家族構成(建築当時)


あくまで筆者のケースです。


夫(男)36歳
妻(女)33歳
長男(男)8歳 小学校2年生
次男(男)5歳

と、一般的な核家族です(いずれも建設当時)。この年頃の男の子供は、とにかくはしゃぎまくります。

夫と妻は共働きです。
つまり、家の中での生活は必然的に、朝と夜と、休日と言うことになります。

 

家族の成長にあわせた間取り

では、自分が家を建てるに際してどういうことを考えたかです。我が家の家族構成を上に記載しましたが、子供のことを最優先に間取りを検討される方は多いのではないでしょうか。もちろん、自分もそれは視野に入れていましたが。
でも実は、自分の将来にわたるライフスタイルを考えたとき、子供が求めるべき部屋というのは刻々と変化してきますね。
たとえば、子供が小さい頃(小学校入学前ぐらい)というのは、たいていが、母親と添い寝するのではないでしょうか。このころ求められるのは、家族全員が川の字になって寝られる寝室です。それ以外の子供専用の個室というのは全く使われません。
次に、子供が小学生のうちも、寝るのは、親とは別だとしても、兄弟で一緒に寝ていたりします。と言うとやはり便利なのは、布団を敷き詰められる和室なんですね。昔の家には、よく二段ベッドがありました。自分も小さい頃友達の家に遊びに行って二段ベッドにあこがれたものです。
さらに少し大きくなって、中学生〜高校生〜浪人〜大学あたりになると、子供は断然個室を望んできますね。
このぐらい成長すれば、当然、プライベートの部屋が欲しいと思うでしょう。

もう少し大きくなって、社会人になり、結婚して・・・
親としてはもうここまで面倒見切れませんね。

このように、子供の成長に伴って、求められるべき部屋の携帯というのは自ずと変化してきます。

ではどうすればよいか

最近はやっているのが、子供の成長にあわせて間取りを変更できるようにしておく。と言う手法です。たとえば、2部屋分の間の壁を構造壁にしないでとりあえずは作らないでおいて、後で間仕切りを作る。ドアーや照明のスイッチなどはあらかじめそれにあわせて二つ設置しておく。と言ったアイディアです。

他には、はじめから家族全員の協同の空間として位置づけ、明確なスペースの区切りをつけない。と言うケースもあります。

もう一つが、家というのは、親たちの物であるので、あくまで子供達はそこが永住の場所ではない、いずれ旅立つときまでの仮の居場所。と言う考え方です。たとえば、自分の個室が狭い。プライバシーが欲しい。などといった欲求を満たしたいのなら独立しなさい。と言う考え。

さらに、子供もある程度小さなうちから独立・自立を目指してもらうために、個室を与える。これは、特にアメリカなどはこういったkanngaeが主流のようです。

実施、どれが正解かは解りません。