日野RC300Pの紹介
(平成24年1月1日更新)
 日野RC300P 日野車体工業製 昭和53年式
平成20年5月6日撮影
元土佐電気鉄道497号車。昭和53年2月以来、平成18年12月の廃車まで実に26年間の長期
に渡って高知県内で活躍したバスです。昭和61年の車体更新、平成4年のエンジンオーバーホー
ルを経て、廃車までの走行距離はなんと129万キロに及びます。RC300としては国内最後の現役
車で、引退後は解体予定でしたが、土佐電気鉄道の好意により当方への譲渡が実現しました。
修復作業内容
引取りまでの経緯
土佐電気鉄道の訪問 桟橋車庫で見た旧型車の数々
車両の選定 程度の良好な一台を選びます。
高知から奈良へ 奈良までの340キロの道のりを回送しました。
RC300Pの紹介
DK20エンジンの紹介 (平成23年6月12日更新)
RC300Pの詳細画像 (平成24年1月1日更新)
操作感覚(前方感覚)
    ダブルクラッチ操作
RC300Pのギアチェンジにはダブルクラッチ操作を必要とします。『ダブルクラッチ』は変速の
際にクラッチペダルを二回踏む操作の事を言います。現在の車はギアチェンジの際のエンジ
ン側の回転軸の回転数とタイヤ側の回転軸の回転数の差をシンクロメッシュ機構によって
自動的に合わせています。RC300はシンクロメッシュ機構を持たず、回転を上手く合わせる
ことが出来なければ、ギアが入りません。実際にRC300に乗務された運転手さんの話では、
「回転差が大きい減速チェンジの時には、場合によっては停止するまでギアが入らない時が
ある。それでもギアチェンジのタイミングさえつかめばすぐに慣れてしまう」という事でした。
クラッチブースターのオーバーホール (平成24年1月1日追加)
平成23年12月23日撮影
 クラッチブースター
クラッチを作動させるときは、運転席のクラッチぺ
ダルを踏むと油圧機構により作動します。
ペダルの踏力をエアーの負圧で補助するのがク
ラッチブースターです。
ある日エアー圧が上がらないのでエア漏れ音を
たどるとクラッチブースターより漏れていることが
わかりました。
 
平成23年8月2日撮影
オイル漏れ
よく見ればエアー漏れ以外にも、下部よりオイルが
漏れています。
平成23年10月24日撮影
オーバーホール
ブースターを取り外し整備工場でオーバー
ホールを依頼しました。
ブースターの中にはゴムパーツが10コ以上
使われておりそれらが交換されています。
費用は3万5千円ほどでした。
 
 
平成23年11月3日撮影
 エアー抜き
ブースターのブレーキ液排出プラグにチュー
ブをつなぎ、レンチでプラグを緩め、取付け時
に混入したエアーを排出します。
リザーバタンクには気泡がなくなるまでブレー
キオイルを補充し続けます。
 
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