《藝 術 論 篇》

2012/12/11  「魂技」

  前囘の定義を反芻する内に、「魂技」なる言葉を思付ゐた。「魂」は靈魂の魂。「技」は技巧の技。

 

2008/2/19

 あらたに藝術論篇として、單なる思ひ附きにすぎない内容ですが、時折、書かせて頂きます。手始めに、藝術の定義から。

 

「藝術とは翼を持つた魂のなせる技」

 

 多分に PLATON 的かもしれません。

 

 以前、學生に「超民族音樂と言へるのもがあるとすれば、どんなものか」と問題を出したところ、「極めて民族性の強い音樂」となどの答が有つた。「超」の使ひ方が變つて來てゐるやうだ。それ以來「脱民族音樂」などと言つてみたが、あまりしつくり來ない。インドでは、所謂インド音樂を "Indian classical music" となど詠んでゐるが、この classica と、さうでないものとの違ひは何によるのかが當面の思考の的であると思つてゐる。商賣のための音樂も、神のための音樂も、同じ民族音樂に類別されるのが不服であつたからである。だから「民族音樂」といふ言葉が嫌ひなのだ。もつとも、徳丸吉彦流に、西洋のいはゆる古典音樂も民族音樂であると一般に言はれるならば、別であるが。