ART STUDIO  M cottage



足利 初訪街紀







ここでは私が初めて足利に訪れた時の模様をお届けします。

森高千里の数ある名曲の中に、《 渡良瀬橋 》がある。この曲は実際に現地に行って見てから詞を書いたことでもよく知られている。高校時代からの友人に、こう言われていたのを思い出す。
「いつだったか仕事の配達で足利のほうに行った時、多分渡ってきた気がするなぁ」
「2、3時間もあれば行けるよ」
私の頭の片隅に、潜在的にそう残っていた。

そんな折り、森高千里がパーソナリティを務めるNHK・FMの番組ミュージック・スクエアでやった、森高千里のCDシングルベスト10でこの曲が1位にランキングされたことが、私を渡良瀬橋に向かわせるキッカケとなった。時は、平成7年3月14日(火)のことである。下調べで地図を見ても足利は意外と近そうだったが、高速道路は使えそうになかった。ちょうど関越道と東北道の真ん中あたりに位置しているからだ。


◆ 平成7年3月14日(火)出発!? ◆



足利でのんびりしたかったので、出発は朝7:30位に決めていた。ところが…である。洗車をして昨日のうちに準備が終わっているはずの愛車が、トラブルでエンジンがかからない。セルモーターは元気に動いているのに…。なぜだ!? 一通り電気関係を見ても問題ない。燃料も満タン。仕方なくプラグを外してみる。なんかかぶっている。と、その時、垂れているコードが…。これだ!! エアクリーナーの脇に付いているはずの吸気温センサーが外れている。このため燃調が狂い、プラグがカブリすぎちゃってエンジンがかからなかったという訳だ。


◆ 改めて出発! ◆



もう時刻は9時近くになってからの出発である。気を取り直して快調に車を飛ばす。基本的に国道407号をひたすらまっすぐ行けば、足利に辿りつける。行き道には特に目新しいモノはなかった。
ちなみにこの写真は行き道に寄ったローソン。


◆ 足利到着 ◆



途中でご飯をとったりしたので、午後1:52、やっと到着!!
 で、肝心の渡良瀬橋はと言えば、足利市内に向かう道上にあるため、すぐに分かった。というより状況が、左に小さな山があって、それをグルッと左にカーブを曲がって行った途端、すぐに渡良瀬橋が現われたので、「あ、これだ!」みたいな感じだった。


◆ 渡良瀬橋 ◆



多少あっけにとらわれた感じで見つかった渡良瀬橋は、よく街中でみかけられるような橋とは違った。私の意識の中では過剰にすごい橋みたいなとらえ方をしていたようだ。いわゆる期待のし過ぎってやつだ。実際よく見ると工事中で、橋の脇にある歩道を塗り替えしているみたいで、全体像としてはいい感じではなかった。でも渡良瀬橋はすごく歴史を感じさせる造りで、昔はこの街の人々の南北往来の重要な橋だったのだろうとすぐ分かる。そして足利から北西にある足尾町付近を源流とし、渡良瀬緑地まで流れる比較的短い渡良瀬川には、現在合わせて12本の橋が掛かっていると何かの本で読んだことがある。渡良瀬橋はその中でも早くから掛かっていたのだろう。後に13本に増えた。


◆ 目的 ◆



出かける前に、一応目的をいくつか考えてあった。その1つ、渡良瀬橋と車を一緒に撮ろう。これは渡良瀬橋に着いてアッという間に崩れ去った。交通量が多く、とてもそんなことは出来ない。あらあら…。他の目的は、こうだ。

    1 : のんびりしよう
    2 : 遠いところに行く
    3 : 特産物があれば土産にする
    4 : 渡良瀬橋オルゴールを買う


これらは予定通りにいった。渡良瀬川の川辺でのんびりしていて気づいたことだが、季節にもよると思うが、川辺を犬の散歩に来る人が多かった印象があった。


◆ 街並み ◆



 市内へと車を進め、どこかいい駐車場がないかうろつき回っていたら、太平記館(写真左)というNHKの歴史ドラマの撮影に使われた、今はお土産屋になっているところが、閉館の午後5時まで無料となっていたので止めさせてもらうことにした。ここで買ったお土産のなかで、足利イチゴ(ロア あしかが というお店のもの)というのがあって、季節ものらしいのだが、これがなかなか美味しい。そして歩いてすぐのところに足利学校(写真左下)がある。歴史の授業でなんとなく名前だけは覚えていたぐらいで、せっかくだから見学した。すぐ隣にはばん阿寺(写真右下)というお寺があり、ここも見学した。石畳とか松とか、街並みはどことなく歴史のある様子を醸し出している雰囲気があった。



◆ 渡良瀬川 ◆



少し歩いて渡良瀬川の土手に出た。近所の多摩川とは趣が違う。なんていったって川の水の流れる速度が全然違って、とてもゆっくりで、河岸は公園みたいになっている。釣り人や犬の散歩に来ている人、小さな子供を連れて遊びに来ている人など、見える風景がとても新鮮だった。この日の日中はとても暖かかったので、土手でのんびりしてみた。あまりに気持ちいいのでうつらうつら夢心地って状態だった。
 その後何回か訪れて、落ち着ける場所と感じられるようになったのは、こういった理由のためだろう。そして空間的に拡がりのあるこの景色の、そしてここから見る渡良瀬橋はとても存在感のある橋にも思えた。なるほど、森高千里は偶然にもこの橋の名前を地図帳で見つけたとはいえ、この街の景色を適切に感じとって「渡良瀬橋で見る夕日はきれい」というように歌にするところはさすがとしか言いようがない。


◆ 渡良瀬橋オルゴール ◆



このオルゴールは足利でのみ生産されているもので他では手に入らないそうだ。僕が初めて足利に訪れた時は、姫屋というお店で渡良瀬橋オルゴールを扱っていた。お店の中を探してみても見あたらないので店員さんに聞くと、生産量が少なく今は品切れ中とのこと。でも予約しとけば郵送で送ってくれるというので頼んだ。現在はこのお店はなくなってしまい、最近では太平記館で扱っている。以前は透明なプラスチックケースだけだったものが、今は立派な木の箱になっている。

以上が私が初めて足利に訪れた時のレポートです。最初は渡良瀬橋にしか興味がなかった訳だけど、今は足利という街がとても気に入っている。近くの方でまだ訪れたことのない方は是非訪れてみて下さい。


★★  足利のはみ出し情報  ★★



私の見つけた美味しいお店

レストラン ぴっころ
四季の菓子 ロア あしかが
食亭 馬車道


★★  はみ出しリンク  ★★



栃木県について知りたい人はこちらです
足利市のページはこちらです
開華特別純米酒 渡良瀬橋 については…こちらです


足利MENU