PumpFuryとは
1994年にリーボックから発売された特徴あるランニングシューズが、このインスタポンプ・フューリーです。 リーボックが当時採用していたソールシステムHEXALITE(六角形のエアチャンバーの集合で作られたエア・ソール)と、エアを送り込むことによって袋を膨らませ、靴を足にフィットさせる、というマンガのようなコンセプトのInstaPumpというシステムを使用したシューズです。

 2001年に発売になったFuryMillenniumは、さらに【DMX】という、ソールの中でつながれた数個のチャンバーの中を、圧力によって空気が移動することでショックを和らげる機構を搭載し、滑らかなクッション性を実現しています。

 2004年に発売されたFury2.0Pump2.0ではソールの中に、DMXシステムとInstaPumpのハンドインフレーターを合体させた機構を内蔵し、踵に加重し歩くだけで自然にチャンバーがパンプアップするようになりました。

Advanced Shoe Technology
InstaPump Fury Mechanism
1
Hand Inflator
2
Port
3
Fullfoot Low Chamber
4
Graphlite
5
Hexalite
1:HAND INFLATOR:
マニュアルでチャンバーにエアを注入するためのポンプ
2:PORT:
Co2インフレーター用のガス注入口/排出口
3:FULLFOOT LOW CHAMBER:
アッパーを覆うローカットのエアチャンバー
4:GRAPHLITE:
航空宇宙学により作られた合成素材
5:HEXALITE:
六角形で区切られたチャンバーの集合体ソールシステム

Advanced Shoe Technology
Co2 Inflator Mechanism
1
Lever
2
Base
3
Nozzle Vent Value
4
Nozzle
1:LEVER
Co2を注入する時に使うレバー
2:BASE
Co2カートリッジを保護するケース
3:NOZZLE VENT VALUE
ノズル内の気圧を抑える調整弁
4:NOZZLE
ポートに密着させるCo2注入口

Operating Instructions
 というわけで、PumpFuryのメカニクスについて紹介しました。
このメカニクスのページを作った理由は2つありまして、ひとつはPumpFuryの優れたメカニクスについて解説ページがまるでなかったこと、もうひとつはBBSなどで交わされる会話の中での各部の正式名称が、人によりまちまちだったからです。 

 今回の名称などはReebokのInstaPump時代のリーフレットを参考にしています。ただ上記の【Hand Inflator】にあたる部分の名称はなかったために、適当な名称をつけたことをお断りしておきます。あとはオフィシャルの名称ですよ。
 今回気づいたのは【グラファイト】ではなくて【グラファライト】または【グラフライト】だったという部分ですね、これだけでこのページを作った甲斐がありました(笑)


 さてPumpFuryの履き方(使い方)です。
フィット感を得るために、エアチャンバーを膨らませてアッパーを足に密着させます。大抵はハンドインフレイターでポンピング、エアを送り込みますが、それ以外にオートマティックなツールとして【Co2インフレイター】というアイテムがありました。
 このCo2インフレイターをポートに密着、レバーを押しチャンバーに二酸化炭素を送り込みます。その時間わずかに1〜2秒。
かなりラクですがガスがすぐになくなる&ボンベが高いのがタマにキズです…
 チャンバーに入れるエアの量は8〜9分目くらいですね、満タンにするとサイズによっては足にチャンバーの曲がり角があたって痛いです。
で、脱ぐときはポートの真中のボタンを押しましょう、すると【シュー】とエアが抜けていきます。ポンプ履きの至福なひとときですね。


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