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プラン・設備の失敗したところ

家作りにおける失敗

すでに一戸建てを経験した方なら誰でも、失敗した!と後悔することはあると思います。 よく家は3度建ててようやく満足いくものができると言われます。 モダ家もよく考えて設計し、建材も選んだつもりでしたが、失敗した!と感じる箇所が多くあります。 これから新築を予定されている方が、同じ失敗を繰り返さないように、モダの失敗を参考にしていただければと思います。

軒と庇

意外と気付かないのが軒と庇です。 最近は、現代的なデザインの家が増えてきたせいで、軒の短い、または無い家が多く建っています。 モダ家も見た目優先で軒を短くしました。 しかし、これが原因で外壁が雨に打たれやすく、汚れやすくなってしまいました。 また、夏は南面に直射日光が入りやすく、室内温度を上がりやすくなってしまいます。

このような欠点を無くすためには軒の深さは十分取ったほうが良いと思います。 特に外断熱だと壁が芯から外側にふけますから、通常より軒は短めになります。 外断熱なら、さらに軒を深めに取る必要があります。 どうしても軒が出せない場合は、窓上に庇をつけると良いと思います。

また、軒に関連して軒裏の色も要注意です。 モダ家は全体的に白っぽい色合いなので軒裏も薄めのグレーにしました。 が、周囲の家を見てみると黒が多く、軒が深い家ほど黒になっていることに気付きます。 イメージ的に軒を深く、色を黒にすることで、奥行きと深い陰影を出し、高級感を狙っているのだと思います。 (住宅設計では常識なのかもしれませんね) 高級感を狙うなら、軒は深めに軒裏、破風の色は黒、が良いと思います。

外壁

我が家の外観はできるだけシンプルになるように、1Fはサイディング、2Fはガルバリウム鋼板としました。 1Fのサイディングは、特に石積みやレンガ風ではなく、ほとんど凹凸のないものを希望していましたので、最安値の薄手のサイディングを選びました。 しかし、これは失敗でした。 色が白ということもありますが、よく汚れるのです。

最近は、フッ素コート済みや親水性光触媒などで汚れが落ちる外壁材が多くなってきましたが、それらを採用すべきだったと思います。 少なくともメーカーが汚れに対して10年保証をしている材料が良いでしょう。 また、質感という点ではタイルなども良いと思います。 家のデザインにもよりますが、レンガやウッドサイディングなど古くなってもそれが味となる材料もお奨めします。

もちろんコストはかかると思いますが、それでも短期間に再塗装するよりはコストダウンできるはずです。 おそらく家一軒の外壁を再塗装すれば50〜100万円のコストがかかるでしょう。 外壁の原価で同じくらいの差なら性能の良い外壁材を使われることをお奨めします。

無垢床材

最近は健康住宅を謳い文句として、自然素材で建てる住宅を売り込むメーカーが多くあります。 床材にしても、いわゆる建材メーカーの合板フローリングではなく無垢材の床を勧めれらる場合もあるでしょうし、それをご希望の場合もあるでしょう。 モダ家もできればそうしたいと考えて、いったんは合板フローリングにしていたものを無垢材に変更しました。 出来上がりは非常に満足のいくものでしたが、問題はメンテナンスです。

我が家の床材の色が薄いこともありますが、汚れには非常に気を遣います。 特に水分に弱いようで、水をこぼした後、完全に拭き取らないまま放置しておくとすぐにシミになってしまます。 我が家では、キッチンも無垢材にしてしまいましたので、すでにかなり汚れてしまいました。

確かに無垢材だと多少の汚れは1度削ればまたきれいになります。 また、ある程度時間が経つと、傷や汚れは気にならず、逆に味わいとして受け取れるようになります。 それらメリットはあるのですが、常に美しくしておきたい、メンテナンスに手をかけたくないという方は、無垢材は選ばないほうが賢明と思います。

どうしても無垢材にしたいという場合は、水周りだけは水、汚れに強い合板フローリングにすることをお奨めします。 モダ家も、洗面、トイレはかならず水で汚れると考え、合板フローリングにしました。 これは正解で、全く水分に対して気を遣わなくて済みます。

また、そこも無垢材にしたいという方は、ワックス仕上げでなく、塗装済みまたは塗装仕上げをされることをお奨めします。 モダ家もキッチン周りだけは塗装しようと考えています。

塗り壁

床材と同じく自然素材ということで塗り壁を採用しました。 場所は和室と玄関です。 このうち玄関を白の塗り壁にしたのは失敗でした。

玄関はくつの脱ぎ履きをする場所ですから、体を支えるために壁に手をつくことはよくあることです。 特に小さな子供が居るとペタペタと汚れた手で壁を触るので、よく汚れます。 幸いにもモダ家の場合、中性洗剤や消しゴムを使えば簡単に汚れは落ちるので、その点では良かったのですが・・・ とはいえ、やはり汚れやすい玄関は普通のビニール壁紙にしておくのがメンテナンス上も良いと思いました。

防音

音についても後悔しています。 いわゆる生活音と呼ばれるものです。 入居前まではそれほど気にしなかったのですが、やはり実際に生活してみると色々な音が気になります。

たとえばトイレです。 モダ家ではリビングのすぐ隣にトイレが配置しています。 そのため、トイレの水を流す音がよく聞こえます。

家族であればそれほど気になりませんが、たまにお客さんが来たときなどは気を遣います。 ここは間取りをもう一工夫してリビングとトイレを隣り合わせないようにするか、それができない場合は内壁にグラスウールを詰める、防音シートを張る、石膏ボードを2重張りにするなどの防音措置をすべきだったと思います。

また、リビングとキッチンを一体化する間取りにしましたが、キッチンでの洗い物などの音が響いて、TVの音が聞き取りにくいということもあります。 これはある程度仕方ないところですが、間取りを工夫して直接音が響かないL字型のレイアウトにする、キッチンのシンクを防音仕様にするなどの対策することは可能です。

それから、屋根裏をオーディオルームにする計画でしたが、ここも同様です。 今のところは機器を設置していないので、音を出したらどの程度響くのかわかりませんが、夜遅い時など音が気になると思います。 ですから、ここも2階の天井を防音対策すべきところでした。

鉄骨直行階段

モダ家の階段は、鉄骨の直行階段を採用しました。 直行階段というのは、折れ曲がることなくまっすぐな形の階段のことです。 形状はすっきりして、スペース効率も良いのですが、安全性のことを考えると失敗でした。

特に小さな子供が居る場合は、ただでさえ階段は危険な場所です。 危険な場所だけに遊びたがるようですし、足元がおぼつかず転ぶ可能性も高いのです。

普通の折り返し階段であれば、転倒したとしても途中で止まります。 上から下まで一気に転がることはまずありません。 このような安全性を考えると、階段は折り返し階段にしておくのがベストです。

また、リビングに鉄骨階段を選んだのも失敗でした。 階段下スペースも有効に使えると考えてこの形にしたのですが、階段下を通るときや座っていて立ち上がるとき、たまに頭を打つことがあります。 鉄だけに衝撃が大きく、下手をすると頭に怪我をする可能性があります。 リビングに設置するなら、鉄骨ではなく木骨のほうが良かったと思います。

洗濯機置き場

モダ家の洗濯機は、洗面所に入ってすぐ左側に置いています。 洗面所の扉は引き戸なので、洗濯機の左側は引き戸スペースになっています。 逆の右側は洗面所の境目に腰壁を建てています。 幅は70cm程度と狭めですが、新築時に使っていた小型の洗濯機を置いている分には全く問題ありませんでした。

が、家族が増え、洗濯物が増えたので洗濯機を大型のものに買い換えました。 すると、今のスペースでは狭すぎて置き場所に困ることがわかりました。

まず、最近主流のドラム式洗濯機は幅も奥行きもあるため、まず置くことができません。 縦型の洗濯乾燥機も8kgクラスとなると結構ギリギリのスペースしかありません。 洗濯機だけは収まっても、問題は排水管につなげられるか?という問題があります。

排水管を横から出すと引き戸や腰壁に当たってしまい、最悪排水管が切れて水漏れすることもあり得ます。 それを避けるためには本体下を通してつなぐしかありませんが、それには洗濯機本体をかさ上げする必要があります。 すると、洗濯機の高さが高くなってしまい、見た目もかなり圧迫感が強くなります。

さらに排水管への接続も、両側に壁がある状態だと大変難しい作業になってしまいます。 小型の洗濯機ならなんとか人が通り抜けるスペース確保もできましたが、大型になるとそれもできません。 腰壁に乗りかかり、頭を洗濯機の後ろ側に突っ込んで手を伸ばしてなんとかつなぐ、という無理な作業になります。

片側だけでも壁が無ければ、横から手を伸ばしてつなぐだけ、簡単な作業です。 また、排水管は糸くずなどの詰まりを取るメンテも必要です。 手の届きやすい位置に設置するに越したことはありません。

もし、やり直すのであれば、洗濯機はオープンスペースに置き、排水管は洗濯機の横の手の届きやすい位置に設置します。 オープンスペースが無理であれば、少なくとも片側は壁の無いスペースに、洗面台がある場合は人が入れるくらいのスペースを開けておきます。 洗濯機は家族が増えればどうしても大型化します。 そのことも考えて洗濯機置き場を設定しておいたほうが良いと思います。
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