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外壁再塗装(1)

汚れの状況

外壁 汚れ 1年目 入居後1年目の春頃から、かなり1階の外壁の汚れが目立ってきました。 左写真のように、よく古い家で見かける筋状の汚れです。 我が家の1階は白のサイディングですので、いずれはそうなるかな?と考えていましたが、たった半年でここまで汚れるとは思ってもみませんでした。

とりあえず薄めた洗剤を使ってブラシで掃除しましたが、ほとんど汚れは落ちません。 他の家はどうなのだろう?と思い、周辺の新築の家を観察してみましたが、我が家のように目立つ汚れが発生しているお宅は1軒もありませんでした。 やはり安物のサイディングを採用したのがまずかったのでしょうか??

高圧洗浄機による洗浄

それにしても、このまま放っておくわけにもいかないので、とりあえずエムエスホームズさんに掃除の方法を聞いてみることにしました。 結果、"高圧洗浄機で洗ってみてください"ということでした。

・・・と言っても高圧洗浄機なんて持っていませんし、買うとそこそこ高いものです。 どうしようか?と思っていたところに、新しくできた大型ホームセンターのレンタルコーナーに高圧洗浄機が置いてあるのを発見しました。 しかも、レンタル代はわずか数百円/日です。 早速レンタルして、洗浄してみました。

リョービ 高圧洗浄機 レンタルしたのは、リョービの高圧洗浄機です。 比較的安価でありながら、8MPaの出力を誇る洗浄機です。 使ってみた結果は・・・汚れは落ちませんでした。 それどころか、洗浄機の勢いが強すぎ、一部塗装をはがしてしまいました・・・ (みなさんも外壁を高圧洗浄機で洗浄する場合は注意しましょう)

汚れの原因

落ち込んでいても仕方無いので、とりあえず某HPでこの汚れが何とかならないか相談してみました。 すると、おそらくプロと思われる方から、シーリングの可塑剤が染み出しているのでは?というお答えがありました。

確かに、汚れはサッシの両側から流れる汚れだけで、他には目立った汚れはありません。 しかも、単なる土ぼこりなどの汚れではなく、強力にこびりついている汚れのようです。 可塑剤であれば油系の汚れですし、こういう状態になるのもうなづけます。

ちなみに我が家に使われているコーキング材は、変成シリコンと呼ばれる可塑剤の溶出が少ないタイプのものでした。 が、同じ変成シリコンでも溶出のレベルの差があるのかもしれません。

洗剤による洗浄

外壁 汚れ 洗剤洗浄後 可塑剤であれば、汚れの成分は油です。 そこで、油汚れに強い洗剤を使えば、もしかするときれいに汚れが落ちるのでは?と淡い期待を抱いて汚れ落としに挑戦しました。 左の写真が洗剤で洗う前の状態です。 う〜む、たった1年足らずで、この状態はなかなか酷いものです。

外壁 汚れ 強力洗剤洗浄後 ガスレンジなどに使う強力アルカリ性洗剤を使って洗浄してみました。 かなり汚れを落とすことはできました。 しかし、それなりに汚れは残っています。 この汚れは完全に落とすことは無理なのかもしれません。

完全に汚れを無くすには再塗装・・・? もし、そうなると1階部分だけとは言え、それなりに費用はかかります。 また、仮に再塗装したとしても根本原因を対策しないことには、また同じことの繰り返しになると思われます。 そこで、再度エムエスホームズさんに相談してみることにしました。

エムエスホームズさんの見解

入居後2年目からエムエスホームズさんに何か対策が無いかということで相談してきました。 出てきた結論は、“どうしても汚れが気になるなら、塗り替えをするしか無いでしょう”ということでした。

エムエスホームズさんの見解は、汚れの一番の原因は軒が短いからではないか?ということでした。 つまり、軒が短く、壁が雨に濡れ易いため、壁の汚れが雨筋のところに集中して付いてしまうのだろうということでした。 確かに我が家の場合、通常の家より軒の出を短くしていて壁が雨に濡れ易いのです。

気になったのは、コーキング材や外壁材などの材料に問題が無いのか?ということでした。 いくら雨に濡れ易く汚れ易いと言っても、その付着した汚れが落ちないのが問題だと考えたからです。 色々調べる中で、この汚れ落ちの悪さの原因はコーキング材にあるのでは?という結論に行きつきました。

コーキング材には、材料の柔軟性を保つため、可塑剤が含まれています。 可塑剤は主に油性成分であり、これがコーキング上部に浮き出し、雨で流されることで汚れと共に壁に付着してしまいます。 ですから、汚れを落ちにくくしているのは、この油性成分だと推測しました。 その証拠に、落ちにくい汚れの筋が付いているのは、コーキングを施している箇所ばかりです。 サッシの両端だけではありません。 換気の吸気口や排気口、ベランダの入隅部分のコーキング部などあらゆるコーキング部分から出ています。

ところが、エムエスホームズさんの見解では、コーキング材には全く問題が無いということでした。 可塑剤の浮き出しの少ない変成シリコンを使うことは常識で、我が家もこれを使っており、他ではこのような問題は出ていないから、というのが理由のようです。 あくまで壁が雨に濡れ易いという構造上の問題が原因であるという見解でした。 また、使っている壁材にも全く問題は無いということです。

確かに同じエムエスホームズさんで建てた友人宅を見ても、このような汚れは全く見受けられません。 違いがあるとすれば、やはり軒の長さで、壁が雨水に濡れ難いということでしょう。

以上のことから、考えられる原因をまとめてみました。

・軒が短く、壁が雨に濡れ易い。
・変性シリコンであっても、可塑剤の浮き出しは0ではない。
・樹脂サッシのため、サッシ部分が静電気により汚れが付着しやすい。

以上の要因が重なり、雨が降ったときに雨水がサッシを伝い、汚れと可塑剤が混じった状態で壁に流れ、汚れの筋として残ってしまった、と考えられます。

汚れ防止のための対策

このような外壁の汚れを防止するためには、設計段階から配慮する必要がありそうです。

・できるだけ軒を出し、壁が雨に濡れない構造にする
・軒が出せない場合は、庇の取り付けを検討する
・樹脂サッシの場合は、特に汚れが付着しにくいようにワックス等の処理をする
・できるだけ可塑剤の溶出の少ないコーキング材を使用する
・親水性があり、汚れ防止の光触媒塗料などが用いられた外壁を採用する

などの対策が考えられます。 汚れを付けたくなければ、これらの対策を設計する段階で盛り込む必要があります。

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