2008年3月6日深夜の監督放浪日記 | |
いかにお金(money)から離れて暮らしていけるのか。 そんな試みも今回の映画のテーマのひとつです。 日本では相変わらず、お金(money)が神となってはや戦後60年以上がたっている。 だからいまこそ戦前の日本の姿、食糧自給率100%近くしないと僕は危険だと感じている。世界中が戦渦になったら、石油がこれ以上高騰して買える人が少なくなったら、汚染された食糧や遺伝子組み換えの食糧が大量に入ってきたら(もう日本にかなり入っているのかも)と考えただけで僕は怖くてお米さえ喉を通らない。 2日前、僕は海外での撮影をすべて終え、日本に無事帰国し、翌日、電車に乗ってみたが、乗客のみなさんの顔つきは正直、まずいと思いました。肌の色艶なし、様々なストレスからか、ついに1時間の間の車中でどんな笑顔にさえ出会わなかった。この現象っておかしいというより不気味に感じました。 何が原因なんだろう。近所のスーパーに行ってみてもほとんどの野菜や果物は軽くてエネルギーが不足しているみたいだ。以前だって、ファミレスやコンビニの飯をいくら満腹感のあるぐらい食べたって、3時間後にはすぐ腹へってしまっていた。 だから今こそ、この日本で、日本古来からある農耕民族たる、自分の食べ物は自分で作っていくという自給自足のスタイルの確立が必要な気がする。そしたらお金はかからない。日の出とともに起き、日の入りとともに休む。水は山からの湧き水、電気はフリーエネルギー装置でお金もかからない。ガスなどはまきや炭で十分代用できる。庭に鶏を放し飼いでえさは農薬なしの野菜くずをあげればこの卵もうますぎる。 とれたての無農薬の小松菜だって甘くておやつ代わりにもなっちゃう。 なんといっても山の湧き水のお米を木切れや炭で炊いた日ににゃ、うますぎちゃって幸せを感じちゃいます。 せめて、この日本では週末だけは、土をさわり、自然な空気を腹いっぱい吸い込み、時計ももたず、日の出から日の入りまでゆっくりと笑いながら過ごしていたい。 そしてお金(money)が必要なくなった。 お金(Money)が神ではなくなった。 いつしか人間の笑顔が、人間の素直な心が神になっていた。 2008年3月9日 映画「放浪」監督 四ノ宮浩 | |
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