監督ノートより


今回の監督放浪日記では映画『BASURA バスーラ』の原点であり、パンフレットに載る「Director's Note」の元になった2月4日付けの文章を皆さまに読んでいただきます。


監督ノートより

僕はこの暗闇の世界から今回の映画を通じて一本のろうそくの火を灯していきます。
「どうしたら世界中の貧困と飢餓と戦争がなくなるのか」
「僕たちはこれからどんな生き方をしていけばいいのか」
僕はその答えがわからずにもがき苦しみましたが、ようやく生みの苦しみを越えて今回の映画が生まれました。
「お金が神になっている」今の地球にとっての、絶対に振り回されてはいけない大切なことが今回の映画の撮影編集を通じてたくさん気づきましたので、皆さんには随所に感じることができると思います。

僕は、本当は映画の最後に以下の言葉を入れたかった。
「ぜひ世界中の若者たちで、貧しい国々の農地解放や日本も含めたすべての子供たちの医療費や教育費を無料にする運動をして、世界中の子供たちの多くの悲劇を一人でも多く救ってほしい」

たぶん日本の若者が本気で命をかけて動けば、まず日本政府を動かしさえすれば、世界は変わっていくのです。世界は間違いなくよく激変していきます。
「日本人として生きる」ということは、この地球を自分たちの思う理想どおりの世界に変えていけるということなのです。

またお願いですが、今回の映画はなみだ目で見ないでください。同情しないでください。貧しき人々にすべてを頼らせて依存させてはいけないのです。貧しき人々に本当に必要なものは何なのか真剣に考えてください。

お金や物の貧しき人々には、どこでもいいから食べ物が自給自足できる農地と国民の医療費と教育費をブータンという国みたく無料にしていけば、お金のかからない生き方ができ、人間は幸せを感じるのです。

この日本でもこれからこんな生き方が主流になる気がします。人々たちはお金や情報や石油などに振り回されずに満足に生きていけるはずです。何かにコントロールされずに生きていけるのです。誰かから何かを奪い合わずに生きていけるのです。
日本の若者がすばらしい地球に作りかえることができるのです。

人間とはどんな環境にも慣れてしまいます。
たとえゴミ捨て場に住んでいても、日本人の僕がそこは自分の想像する地獄だと感じても、そこで生まれた子供たちにとっては、ゴミ捨て場以外の地域での生活を知らないので、そこが故郷であり、親や兄弟や親戚や友達が住んでいるそこは天国なのです。
この映画が1人歩きをはじめたら、僕もぜひ皆さんと一緒に命が燃え続ける限り動いて行動します。
ぜひ皆さんも共に「人間として生きる」新しい常識を創りましょう。


監督四ノ宮浩







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