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工事日記

基礎工事(1)


  ■水盛り・遣り方
 ○地縄張り / ○遣り方 / ○矩出し / ○問題発覚
■車庫根切り
■地業
■土留め杭打ち
■大雨で洪水
■水は引きました

■水盛り・遣り方
2001年9月18日(火)

水盛り・遣り方が行われました。施工は分離発注先の(有)エル・エー商会。作業は山元(やまもと)さんと補助員。現場立ち会いに設計者と私が行きました。
作業は9時の予定でしたが、私が現場に到着した8:50にはすでに作業が始まってました。


現場には仮設の水道と電気が設置されていました。設備屋さんとも電気屋さんとも実はまだ契約をしていないので、フライングなんですけど、これらがないと工事ができないですからネ。

水道が(仮設の水栓の方じゃなくて、引き込み水栓が)後に事件の原因に。
電柱は緑色をしてます。クレオソートではないけど、ACQが塗布されているようです。ここまでは気が回りませんでした。(苦笑)
仮設水道
遣り方後に撮った写真
仮設電柱
敷地南西の仮設の電柱

○地縄張り
最初に地縄が張られました。北側は敷地境界、南は建物より半間南寄りに、短い杭を打ち込み、それに水糸用のオレンジの糸が張られました。この地縄は、遣り方完了後に外されました。


○遣り方
ついで遣り方。遣り方とは、地面に杭(水杭)を立て、それに沿って水平に板(水貫)を回し、またそれらに斜めに板(筋交い貫)を打ち付けて支えることです。この遣り方で建物の位置と高さを確認することになる、重要な作業です。

地縄を基準に水杭を地面に打ち込み、杭が短いところは板を足しました。
ついでレザーのレベラーをつかって、杭に水平の印をつけていき、そこに15mm厚程度の長い板(水貫)を横にして回していきました。レベラーを使った水平出し作業は、1人で行ってました。その後、遣り方が歪まないように筋交い貫を打ち付けました。


遣り方全貌
遣り方が回された敷地の状態
北側境界 建物南地縄
敷地北側境界に杭、それに水糸で地縄が張ってあります。地面の板は水貫用。 敷地南側は建物の半間外側に地縄。水貫用の板の左は水杭。


レーザーレベラー レベラー本体 レーザー受信機
レーザーのレベラー。水準器で水平に設置。 レザー発信機本体。上の螺旋模様のところに発信器があって、螺旋が回転します。 レーザー受信機。赤いボックス中央の窓に▲、−、▼の表示と音とが出ます。ちょど−が出てます。


○矩出し
さらに直角(矩・かね)出し。トランシットを使って、直角になる位置に、水貫の上に釘を打ちました。直角かどうか、私もトランシットを覗いて確認しました。直角は1つの角だけを出してます。これでいいものなのかどうかは、よくわかりません。

矩出し トランシットの下
トランシットで直角(矩)を出しているところ。補助の人が基準の釘を水貫に打っている。 トランシットの基準の先の杭が建物北西角の柱中央。水道の量水器などに近すぎ。


この釘から長さを測って、何カ所かの位置に印をつけ、釘を打ってました。印の基準は何なのか確認しませんでしたが、その位置出しには巻尺だけでなく、棟梁が作った「尺棒」が使われました。2間くらいの長さの棒に1尺間隔で印をつけた手製のモノサシです。

尺棒 墨出し

尺棒を使って位置だしをしてます。
今井棟梁お手製の尺棒
尺棒拡大
尺棒の拡大。印がつけてあります。

○問題発覚
遣り方の作業中に問題が発生。

敷地は西に接道し、敷地の北西隅に水道やガスの引き込みがあるのですが、建物北西角の柱が量水器や止水栓にかかるのです。またガス引き込み栓にも近い。もっと隅の方に引き込みがあればいいのに!

水道管の引き込み位置を変更すると相当なお金がかかるので、設計士さんと相談の結果、建物位置を図面より南に10cm移動することにしました。

これで水道管は問題ないですが、基礎工事のときにガス管を破損しないかが心配。ガス屋さんも来ましたが、ガス管がどの位置に埋設してあるかは正確にはわからないので、慎重に根切りしてほしいとのこと。基礎屋さんは困ってましたが、しかたがないです。

この事件で作業は1時間ほど中断。9時前に始まった作業は12時半頃に終了しました。

北西隅 相談
真ん中の杭が建物北東角の柱。水道管やガス管が近い。右下の足のあたりが道路。 相談しているプロ達。手前が基礎屋の山元さん、奥がガス屋さん、左で図面を持っているのが設計士のBOZZ・高田さん。


■車庫根切り(10月2日〜)
水みちのことやガラのことなどで、地面を掘ってみないと状況がわからない。私も立ち会うことにしているので、私の都合や基礎屋さんの都合で、根切り開始は9月25日頃になった。
その後、さらに1週間延期され、10月1日(月)に。しかし前日から雨模様、9月30日21:00ころに山元さんから電話で、雨の具合では根切り開始を2日にするとのこと。1日6:30に電話があることになりました。1日は朝から雨。工事は延期になりました。

10月2日(火)
晴れ。根切りの前に地面を掘って、様子を見る段取りをしました。その様子は <水みちの謎>をご覧下さい。

拙宅の基礎は、地下車庫部分と住居部分とで2階に分けて行います。地下車庫部分の根切りは、この調査の後に実施されましたが、私は立ち会うことができませんでした・

■地業
10月8日(月)

現場は車庫部分の根切りがされ、地業も終わっていました。車庫の床はべた基礎なので非常に広い地面が均されています。ユンボーの乗っているところは1階になる部分で、ここは後に基礎工事を行います。

掘り出した土は敷地内に置くということにしています。コスト(運搬代)削減のためもありますし、レベルが高い1階床から道路までスロープを造る計画なので掘り出した土でスロープを造る計画だからです。

車庫基礎
地下車庫の地業終了。右側に土の山。
■土留め杭打ち
ところで、スロープ用の土は隣家の地面よりもかなり高くなる。すでに土は右の写真のように山になっている。土留壁をつくらないといけない。それをどうやって造るのか?

設計者の高田さんの提案で、施主+設計者でDIYしようってことになりました。

土留壁は、住宅の耐力壁にも使う高圧木毛セメント板のTSボードです(このボードについては、後日詳しく説明します)。それを支える杭は、木の杭を地面に打ち込む。杭は基礎屋さんにユンボーで押し込んでもらえれば非常に楽。しかしそれは本来の作業外の仕事だし、実は10月8日は体育の日で祭日。基礎屋さんはお休み。

10月8日

杭はカケヤを使って人力で打ち込もう(ワオ!)ってことで、現場に行きました。
杭に炭の塗料(ヘルスコート)を塗って、カケヤで打ち込む。杭や塗料、ハケは高田さんが揃えてくれました。杭は急場なのでジョイフル本多で購入(1本500円)。

TSボード 高圧木毛セメント板
ヘルスコート 炭の塗料


ボードは7枚。1枚当たり3本の杭を打って合計で21本、という計画でしたが、杭を打ってみるとなかなか大変。1枚当たり2本で大丈夫だろうと合計14本に計画変更。(苦笑)

しかし雨が降ってきてしまい、杭打ちは延期して、塗装のみを仕上げることにしました。
杭
かなりの土の高さ。黒い杭が2本。

杭とボード
真っ黒に塗られた杭
■大雨で洪水
10月9日から大雨。通常の1月分の雨が1日に降りました。

現場はいったいどうなっているか。不安になって出勤前に覗いてみると・・・洪水!

捨てコンだから問題ないはずですが、まずは設計士の高田さんに連絡。基礎屋の山元さんにも直接に報告。雨が上がってからポンプで水をくみ出して、ドロを清掃する、特に問題がなければ報告はしないとのことで了承。

泥のプール
ドロのプール
泥のプール
捨てコンの型枠内はプール状態
泥のプール
道路際ベース布基礎部分も水たまり
泥のプール
ガス管は基礎の外側に
移動されてました
■水は引きました
雨水が多かったのでかなりのドロをかぶったみたいですが、水は引いて、ドロは綺麗になってました。

捨てコンの上に墨出しがされています。
向かって左には丸柱が立ち、右には三角柱が立ちます(配筋は角柱)。その墨が入れられていました。
べた基礎 べた基礎
柱位置
向かって左の丸柱
柱位置
向かって右の柱



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2001/9/18
2001/10/22 「地業&土留め杭打ち」「大雨で洪水」を追加
2001/11/21 「地業」と「土留め杭打ち」とを分離
2001/12/4 「水は引きました」を追加