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木工事(14)


  ■木工事
 ●気密工事
 ●霧除け
 ●外壁材
 ●光スノコ
 ●外壁見切り板
 ●外壁材張り
 ●変形ガラス到着
 ●面格子用金具
■来訪者

■木工事
4月1日(月)

高田設計士との打ち合わせに現場へ。

左官工事について手順をうち合わせ。左官は施主施工になっていますが、まずその前にプロから手ほどきをうける。その後、自分で練習し、さらにワークショップを開いて参加者に壁を塗ってもらうというイベントも計画しています。その手順などを検討しました。

4月5日(金)

槙風呂の仕様について最終チェックの上、樋口製作所へ発注。小桶、片手桶、腰掛もいっしょに注文。

軒天の木毛セメント板に何を塗るか迷っていたのですが、リボスのカルデット(白)にビンド(白のみ)を混ぜて塗ることにしました。木毛板は水を吸うので下地には木部同様にデブノを塗る。
プラスターボード下地にタナクリームを左官する場合にはシーラー塗布が必須。普通は酢酸ビニル(白ボンドと同じ)を希釈して塗布するのですが、こいつは発ガン物質なので代替品を探すと、リボスにもグラバというシーラーがある。効果はよくわかりませんが、試して見ようと思う。そこで森のバウハウス(ホルツェン神戸)にリボスのカルデット(白)、ビンド(白)、デブノ、グラバシーラーを注文。しかしグラバは在庫がないので、キャンセルしました。

左官屋さんとの打ち合わせ日について設計士さんからメール。7日(日)午後5:30に決まる。

夜、棟梁から現場の進行状況について色々と問題点の連絡あり。6日(土)に設計士さんと3人で打ち合わせすることになりました。

4月6日(土)

午前中「遊ぼう会」へ参加して、午後、現場へ。
今井棟梁や今井Jr.は掃除をしていました。現場の進行がスムースに行われていないことを説明されました。夜、今井棟梁のところで、今度の工事の進め方や仕様について打ち合わせをしました。

3時頃、川崎@東京さんがご家族で見学にいらっしゃいました。


●気密工事
工事の方は気密テープ貼りが進行。

気密テープを透湿防風シートと木部との継ぎ目などに張っています。これまた細かな仕事で、大工っぽくない仕事です。

気密をとるというのは、要するに隙間風をなくすることです。「気密工事」は、普通には断熱材の室内側にポリエチレンの気密シートを張ることを指すでしょうが、拙宅では気密シートは屋根以外には使っていません。断熱材の外側に張っている透湿シートで気密をとっています。
透湿防風シートは断熱材内に風が入り込まないようにすることの役割も大きいです。


●霧除け
4月1日(月)

北側の胴差しあたりに霧除けがまわされています。

雨が壁に当たると痛みやすいので雨除けの庇を回した方がいい、という私の要求で、北側には庇を回します。西岡常一棟梁の指摘(伊藤勝『二百年もつ家がほしい 私の家づくり奮戦記』彰国社)を拙宅で活かそうという意図です。

拙宅では北と東の外周全体に回せばベストですが、東は窓の上だけにして、北側には全体につけることにしました。

私が望んだのは柱から腕が出ている形でしたが、そうではない形態です。これでもいいです。これに金属屋根がついて仕上げです。


4月6日(土)

霧除けを上からみたところ。ガルバリウムの屋根材が張られています。これで仕上げです。この裏(軒天)は上の写真のまま。

オレンジ色のCD管は、電話とCATV用の配管です。電話は当然通線しますが、CATVは先行配管(通線もするかな?)です。

●外壁材
4月1日(月)

外壁材が製材所に届いたと高田設計士から聞かされる。製材所は自宅の近く(1km程度)なので、見学にいくことにしました。

鈴木木工所。もう暗くなっている。
奥の方で作業していました。写真の右端に拙宅用の材が積み上げられています。
15mm厚の板材です。右側が赤味、左側が白太混じり(赤白)の材です。この写真でも色の違いがわかります。

赤味は外装用でドイツ張り(鎧張り)用にプレーナーかけのみ。
白太混じりは屋内天井板用にプレーナーと本実加工をします。

加工代は、外壁用の片面超仕上げ、直角面加工は1200円/坪、天井用の片面超仕上げ、相じゃくり加工は1000円/坪で、なんと相じゃくりの方が安いんです。鎧(よろい)張りじゃなくて縦か横かの羽目板張りの方が安上がりだったんです。その方が換気口の処理とかが楽だったし・・・。いろいろ難しいものです。


4月6日(土)

外壁用の板が現場に搬入されました。
高田設計士がトラックを運転して搬入です。


●光スノコ
寝室の天井です。

天井は梁の天端に厚板を張ったものですから、高さが2m15cmしかない。ベッドから天井を見ると圧迫されるように天井が低い。
そこでベッドの頭の上にあたる部分(窓の上)の天井は、板を張らずにスノコ状にしてロフトが透けるようにしている。

それを「光スノコ」と名付けてます。


●外壁見切り板
4月6日(土)

外壁はドイツ張り(鎧張り)という横張り(下見板張り)です。板を横に張っていって、さて出隅や入隅をどう処理するか。
いくつか方法があります。
横に張った板同士を角で突きつけ合うという方法もあります。見た目にはスッキリしましが、突きつけ合う部分の手間がかかるし、雨の侵入の問題もある。
拙宅では隅に見切りの材をつけて処理することにします。(私からの提案)

角には、出隅の柱(5寸の通柱)に板材をL字型に張っています。これが見切り材。
その見切り材の両側に外壁材を打ち付けるための縦胴縁がついています。


●外壁材張り
4月8日(月)

外壁材を張り始めました。
北側の壁に板を張っています。
板が数センチ重ねられて張られているので、鎧のように見えるところから鎧張りと呼ばれます。写真は壁から出隅の見切り板の方を見ています。ヨロイの感じが見えるでしょうか。

この張り方は、ドイツ張りとかイギリス張りとか言われ、明治時代の洋館での張り方です。実はその「洋館」のイメージでこの張り方を選びました。
伝統的軸組の木造住宅というと全くの和風住宅や民家風・民芸風をイメージしそうですが、拙宅は「和風」ではなく「洋館風」なんです。だからサッシが白なんです。
板とサッシの縁との取り合い。板の厚さを11mmにしたので、重なっている部分は22mm、さらに傾斜があるのでそれ以上の厚さになる。サッシの出の中に納まらない。

板を一部削って納めています。大工さんの手間が増えて、申し訳ないです。


4月11日(木)
北側壁面のほとんどに板が張られてます。

塗装するつもりでしたが、赤味の色が綺麗なので、塗装しないことにしました。
しかし鼻隠しはもう塗ってしまったので、破風と鼻隠しは塗装します。


4月13日(土)
南側にも外壁が張られています。

サッシの左側は雨戸収納場所。ここも断熱材を入れて、その上から外壁材を重ねしろなしの「突き付け」で張っています。


●変形ガラス到着
4月8日(月)

居間吹抜の南面に屋根の勾配に沿って台形状のFIX窓をつけます。
サッシ枠付を計画していましたが、斜線を含むサッシはつくれないとのことで、ガラスだけが現場に到着。

ガラスは鉄製の檻の中に入ってます。この檻が重い。トラックから降ろすとき大変だったそうです。


●面格子用金具
北側の窓やキッチンの窓には、面格子をつけます。3cm×4cmの角材を3cm間隔で縦に並べた木製の格子です。

その効果はいくつかあります。
1.室内からは景色が見えるが外からは室内が見えにいので、隣家の人と目線が合わないようにする。
2.夏の夜間には通風を十分に行って躯体を冷却させ、昼間にその冷気で涼もうと考えてます。そのためには夜間、窓を開けっ放にして眠るわけで、通風できてかつ防犯対策にもなる
3.夏の夕方、西から北へ回り込んで沈んでいく太陽の西日はきついです。縦格子は西日を防ぎます

左:写真のような金具を特注し。窓脇の柱にとりつけます。
右:その上から外装材を張っていきます。

鉄のドブ付けですが、後ほど塗装しようと思います。


■来訪者
4月5日(土)
住まいの寺子屋MLで知り合った川崎@東京さんがご家族で見学にいらっしゃいました。目下土地を探していて、安全性の高い家を建てるそうです。がんばってくださいね。

拙宅車庫の松梁や居間の登り梁に感心したご様子なので、ふざけて「いくらと思いますか?」なんて聞いちゃったりしました。材の値段を聞いて、余りの安さに驚いていらっしゃいました。


4月13日(土)
今井Jr.の義理のご両親は拙宅の近くに住んでいるそうで、孫(今井Jr.の息子さん)といっしょに拙宅の見学に来ました。その後、今井Jr.のお連れ合いも到着。
子供を抱いているのは今井棟梁です。


4月14日(日)

11:00頃、埼玉の白石さんご家族で見学にいらっしゃる。
高田設計士のクライアントで、設計が始まった段階だそうです。お子さんがアトピーだそうで、安全な建材を使った家を建てたいとのこと。私の家が参考になるといいです。

13:00頃、千葉の高井さんご夫婦が見学にいらっしゃる。
高田設計士に設計を頼もうかどうか考えているそうです。ハウスメーカー系ではない住宅、まして拙宅のような家は初めてのご様子でした。どんな家に住みたいか、じっくり考えて納得できる家づくりをしてくださいませ。



2002/4/4 open
2002/4/7 電設工事、来訪者などを追加
2002/4/10 4月8日の分を追加
2002/4/11 4月11日の分を追加
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