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工事日記

木工事(19)・電設工事(10)


  ■ショート事件
■木工事
 ●浴室工事
 ●書庫・収納
 ●台所工事
■電設工事
 ●2階ショップライン
 ●換気扇
 ●照明
 ●情報配線

足場を今月中にはずすので、その前にしなければならない仕事がある。破風、鼻隠しの塗装と外壁の節穴シーリングです。


■ショート事件
5月21日(火)
前日に高田設計士からメール。和室の照明用配線にショートがあるとのこと。
現場へ行くと、2階トイレのコンセントの配線が床下に埋まってしまっているとのこと。
この2つの問題を解決するのに、午前中いっぱいかかりました。

問題1:1階和室の照明用回路がショートしている。
ショート箇所を見つけるために、配線がある2階ホールの床板を剥がしていきました。

拙宅の1階天井裏は、45mm厚の根太を挟んで、すぐに2階床がある。電気配線は、根太を貫通して通っている。その根太に床板を打ち付けていくのだから、ビスが配電線に当たる可能性がある。

写真で、床板を剥がしてあるのは和室の照明の上あたり。ここにはショートがない。常夜灯(下写真)に向かう配線にショートがあるようだとのこと。
床をさらに剥がしていけば原因を突き止められるでしょうが、ショートの箇所がおおそよわかったので、原因箇所の特定はせず、常夜灯には新たに配線し直すことになりました。

1階和室の梁につく常夜灯。ナツメ球をつけます。
この常夜灯は他に2つありますが、ここのスイッチはプルスイッチが特徴。金属ボックスの中にプルスイッチを入れ込んでいます。野坂さんの作品です。日本に2つとない作品でしょう。ってことはすごい!

他の2つも、この方式がよかったかなあ・・

金属ボックスに天井から来ている線はもともとの配線。ここがショートしているので殺して、右からの配線を新たにつけました。

問題2:2階トイレのコンセント用配線が床下に埋まっている。
左:間仕切壁にコンセントをつけることになっているが、そのコードが出ていない。コードを出さずに床を張ってしまった。
このままでは床下のコードがショートする可能性があるので、捜索しないといけない。

右:壁際から順に床板を剥がしていって、コードを見つけだした。コンセントは、間仕切壁ではなくて、外壁につけるように指示しました。(でもこの指示は不味かったんです。後述)

5月22日(水)
給排水担当の三英エンジニアリング・遠西さんがきて、コンセント位置は洗面器に当たる、と指摘。そのことを私は考えていなかった(失敗)。

野坂電設・大山さんへ変更を指示。金属管立ち上げとコンセント位置を壁際に変更。床から配線を出す位置はすでに決まっていたので、床板を欠きとって右にずらした。床板の穴は幅木で隠す。
(写真は5月24日撮影)


■木工事
5月21日(火)

2階。床を張り終えたので、養生シートを一面に敷いてます。
半透明に見えるのは、壁の左官用に貼ったシート付の養生テープ。


●浴室工事
5月21日(火)
午後からは、本来の仕事の再開です。
浴室の木工事がいよいよ開始。
まず、下地の胴縁打ち。厚板の真壁と柱面との差を胴縁で埋める。5寸の通し柱の柱面にあわせるために、胴縁太さは75mm。
手すりの下地にも、この胴縁を当てます。

左:作業する青木大工。横胴縁は「L字型手すり」下地。
右:すでに作業が終わった部分。右側の胴縁は「縦手すり」下地。


5月22日(水)

青木大工が作業中

張り終えたところ。
防水下地となるボードを張っています。通常ならここにフレキシブルボードを張るのでしょうか。フレキボードはアスベストが入っているからパスです。

ポリボード」という廃プラスチック(ポリオレフィン系)、古紙、木屑と凝固材(ポリエチレン)でできたボードを使用しています。オムツや生理用品の廃プラスチックを使用しているとのこと。輸入は三井物産林業(株)。ピンク色をした弾力性のあるボードです。

天井付けの換気扇は、浴槽がない位置に取り付ける計画でしたが、天井との間にスペースがとれず、浴槽側に取り付けることになりました。上右写真の天井右端に少しだけ見える穴がそれ。

ポリボード 三井物産林業のHP


木製風呂。樋口製作所作製、高野槙の小節板でつくった浴槽です。黒い部分は塗装、茶色は養生シート。白く見える部分が木の地肌です。柔らかい香りがします。 <風呂は木製に>を参照下さい。

浴室にボードが張られたので、浴槽を設置してみました。かなり重い。ゲタを履かせているのでちょっとガタつきました。(写真は、その後、居間に置いたところ)。
風呂は木製に わが家のこだわりと工夫より
樋口製作所 高野槙風呂のメーカー


●書庫・収納
5月21日(火)
居間、書庫脇の収納庫の壁がつくられている。
左:朝の状態。
右:完成。

上にある梁とこの壁とで、背後にある配水管、給水管、CD管は見えません。お見事!
壁の裏が収納庫。柱との間に扉をつける予定でしたが、コストの関係で、ロールカーテンに変更。
広い間口の部分は書庫。移動書架を設置します。ここは障子で仕切るように敷居・鴨居がりますが、コストの関係でここも建具なしです。


●台所工事
5月21日(火)
台所の壁にはステンレスを張る。しかしコンロの火はステンレスを通じて壁を熱し、下地の木部を炭化させ、ついには火事になることがあるので、防火用の下地が必要。ケイカル板はガラス繊維混入が気になる(かつてはアスベスト入りでした)、石膏ボードは表面の紙が炭化する、難燃処理した物は難燃剤の安全性が問題、等々。下地は木毛(もくもう)セメント板にして、その上にステンレスを張ります。張り方も通常は接着剤を使いますが、拙宅ではビス止めします。施工業者の意見で、業務用がやるように、下地から少し浮かせて張ります。

高田設計士(右)と今井JR.(左)とが下地張りの打ち合わせをしている。
(その後、少し変更があったけど、うまく今井Jr.に伝わっていなかった。)
上の写真で、窓の下に白く見えたのは電動式給気口。台所用換気扇と連動していて、換気扇がONになると、この給気口が開くというもの。電動なのは開閉のみで、換気自体は自然給気です。

換気扇を使う場合は、換気扇の排気に合わせた給気確保をしないと、排気はできないんです。換気扇の直径は25cm。この電動式給気口の直径は15cm。これでは足りません。実は、居間吹抜にも15cmの給気口があるんです。

給気口にちて詳しくは「家づくりノート」<換気扇の選択>を参照下さい。
洗面所の床下点検口がついています。階段下手洗いにもついている。

これらは「床下収納ボックス」はついていません。床をのぞき込む姿勢は無理な姿勢でよくない。
ここから床下に降りて、床下を収納に使います。


5月22日(水)
木毛(もくもう)セメント板下地用の胴縁が打たれています。

ステンレスキッチン作製のイカリ工業猪狩さんが現場のサイズをチェック。壁面のステンレスボードの現場採寸です。

梁下につくステン張りの吊り戸棚もイカリ工業作製。下端高さは冷蔵庫に合わせて1850mm。左上にコンセントがあるが、吊り戸棚に当たる。
コンセント高さをH=1800と指定したのだが、その「H=」はコンセントの中心の高さのこと。だから1850の吊り戸棚に当たってしまう。むずかしい〜。

コンセントへの配線は壁を貫通して出しているから、容易に位置移動はできない。野坂電設・大山さんと私とで相談して、コンセントを横にする(寝かせる)ことで解決しました。ギリチョンです。よかった〜。


■電設工事
●2階ショップライン
5月21日(火)
ショート事件の後、工事再開です。
2階寝室の照明用にショップラインがついていました。
子供部屋との間仕切壁にショップラインがついたところ。

ここは電磁波対策で、両切りスイッチにしてます。通常の片切スイッチをOFFにすると、電流が流れないから磁場はできませんが、配電線に電圧がかかっているので電場はできるんです。電場までも切るには、両切りスイッチしかないです。
金属管からショップラインへの配線。
左:美しいカーブを描いてます。でもここまで見せなくてもいい・・・
右:もう少しおとなしくしてもらいました。奥に折り曲げただけ。金属管と縁が切れているように見えます。
左:窓がわのショップライン。窓と天井との間に、ほぼ壁幅いっぱいについてます。

右:ショップラインへの配線部分。

寝室の照明は、当初計画ではショップラインではなかった。照明の位置決めがうまくできなかったので、融通の利くショップラインにしたものです。
ところで松下製のショップラインは塩ビ皮膜がついている。こんなところにも塩ビ! オーデリックも塩ビ皮膜なので諦めていたら、ダイコーのショップラインはアルミ製で塩ビ皮膜なし。これを指定しました。


●換気扇
5月21日(火)

換気扇の排気に対応した給気口の設置。

左:前出の台所の電動給気口。15cm。

右:居間吹抜天井付近の自然給気口。これも15cm。これは常時空いています。天井付近にあるから、冬は排気になってしまうかもしれません。
寝室の換気扇。直径10cm。高気密シャッター付きで、止まっているときに隙間風が入りにくい。
洗面・脱衣・洗濯機置き場にも同じ換気扇があります。

居間吹抜のシーリングファンのスイッチ。
左:仕様どおりだと、壁から出っ張るんです。
右:壁の中に納めてくれました。

下は照明のスイッチ。○のスイッチで調光でき、その下のスイッチでON/OFFするように設計しました。


●照明
5月21日
左:階段下、手洗い所の照明。階段の蹴込板の裏側に照明をつけました。ここは普通の白熱灯をつけます。
照明の間に鏡を設置する予定。

右:手洗い所の全景。洗面器がつく低い壁は板張り(縦張り)。その壁のすぐ上の階段裏側に照明がついています。
キッチンの全体照明の取り付け。天井直付け型のダウンライトです。ODELICのロゴやシールが食堂から見えないように、取り付け方向を変えてもらいました。
この照明について詳しくは<照明器具の選定>を参照下さい。


●情報配線
5月21日(火)
屋根にTVアンテナが立っている。
棟に乗せた馬に立てるのではなく、片流れ屋根に乗せた馬に立て、支柱を破風板に止めている。もちろんステーを張っている。これで台風が来ても大丈夫、なんて言ってました。
居間のベンチの北端は、ベンチの奥行きが広くて座卓になっている。その脇に小壁をつくってコンセントを設置。
青いのはLAN配線。エンハンスド・カテゴリー5のエコケーブル。それが2本も出ている。なんで2本なの?って電気屋さんに以前聞いたら、「プリンタにも使えるでしょ」との答え。プリンタもPCにではなく、ネットワークに接続して使おうってことなんです。
頼んでないけど、LANはみんな予備配線がついている。
外壁の塗装をしていたら、突然「エイヤ! コラサ!」のかけ声。
電話線の呼び線をCD管に通線しているのでした。外にいたのは野坂さん、相方の大山さんは情報分電盤のある2階ホールにいるはず。

1つ終わったら、また始まった。「もう1本は何?」と聞くと、「1つは予備です。光ファイバーにも使えますよ。」とのこと。この先行配線は頼んでいたっけなあ・・

電気屋さんは楽しんで(?)先行配線してくれています。ありがとうございます。
左:電話線と予備の配線の取り入れ口。
緑色は呼び線。これに電線をつけて引っ張って、線をCD管に通す。

右:呼び線を通すためにまずCD管に入れるワイヤ。これは太い(7mm程度?)です。

5月22日(水)
照明のソケットに電線を当ててショートさせて、通電検査。スイッチが照明にきちんと対応しているかどうか、ON/OFFが効いているかどうかのチェックです。

スイッチの部分にブザーをつけていて、ブザーが鳴れば、スイッチONで通電するということ。




2002/5/27 open