4年目の上演!
「ジンジャーブレッド・レディ」
2003年4月5日〜5月18日
東京銀座博品館劇場及び静岡県内演劇鑑賞会全31公演
セリフの二つに一つは笑える喜劇。
でも、その中身には、いっぱいテーマが含まれていて・・・・・・!
中でも「依存(=中毒)」は、人間誰しも大なり小なり持つ、身近な問題です。
それを登場人物達が、面白おかしく見せてくれました。
昨年まではなかった実際のキスシーンが2箇所も! サービス精神100でした。
池畑慎之介さん演じるエヴィーは、相変わらず美しく、かばってあげたいような可愛げのある女性でした。
弱い面の多い、ダメな大人なのだろうけど、池畑慎之介さんの味付けで、とても魅力的な女性になるのがほんとミステリアスです。
3年目の上演!
「ジンジャーブレッド・レディ」
2002年5月22日〜7月6日
東京銀座博品館劇場他全国各地全41公演
「ジンジャーブレッド・レディー」観劇日記
(2002/6/29、岸和田波切ホールにて)
すさまじいエヴィーの姿
エヴィー(池畑慎之介さん)は、相変わらず美しかった。
しかも、周りの人たちの不安定な状況に耐え切れず、
心身共にボロボロになってしまうその様が、
ますますすさまじく演じられていた。
薄暗がりの中で酒におぼれる姿は本当に魅せてくれた。
エヴィーとジミー(加納竜)とのしみじみとした抱擁も、とてもいい。
エヴィーの手の表情、エヴィーに寄り添うジミーの温か味、絶妙だった。
エヴィーとポリー(芳本美代子)の母娘はピッタリ息があっており、
最後のセリフに至るまで、何度も涙させられる。
母が子を思い、子が母を思う。
人間は、こんな情愛によって、つらいことがあっても気持ちが救われ、エネルギーを得て、生きていけるのだ。
エヴィーは酒を何杯も飲むシーンもある。
今日は1日2回公演だったが、このように中身の濃い芝居なので、
主役はたいへんなエネルギーの消耗だと思う。
だから、尚更だろう、
フィナーレ、浄化された池畑さんの表情は清らかな笑顔に満ちあふれ、輝いていた。
●登場人物と配役●
舞台はニューヨーク
エヴィ−(池畑慎之介)
元歌手。
43才のアルコール中毒患者。退院したばかり。
一見男好きの不良ママだが、いつも、娘の本当の幸せを願い大切にしている。
ショウガ入りのクッキー(=ジンジャーブレッド)のように精神的にもろい。
それは、他人の問題をも自分の問題のように親身になって感じてしまう優しい心根故とも言える。
ポリー(芳本美代子)
エヴィーの娘。17才の女子高生。
しっかり者で明るくて、人を気遣える。
母エヴィーの弱さや優しさを誰よりも理解して慕っている。
ジミー(加納竜)
売れない役者。気がいい。
せっかくもらった役を上演直前に取り消される。
トービー(高汐巴)
化粧中毒。
夫の気をひきたく、しょっちゅうコンパクトをあけて化粧直しをする。
過去のロマンスが自慢。
夫から飽きられ、離婚を言い渡される。
ルー・タンナー(松井工)
エヴィーの心を乱す恋人。
マニュエル(田中宗一)
エヴィーに興味を持つ、商店の配達店員。
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