日本子どもを守る会
子ども白書 2005年度版
T特集◆「子どもを大切にする国・しない国」
−戦後60年・日本の子どもたちの今−
U今年の子ども最前線
眠れない・眠らない日本の子どもたち/ネット社会に参加する子どもたち/子どもの人身売買
とその受け入れ国/ネット社会に参加する子どもの姿/仕事につけない若者たち/次世代育成
支援「行動計画」の現状/ゆがむ教育行政のひろがり/被爆60年・憲法9条・平和をみつめる
V<特論>憲法・教育基本法「改正」
20世紀の証言 地球と人間が生き続けるために
W子どもの発達と権利保障 ―データと資料で見るこの1年
子どものいのちと健康/子どもと医療/子どもと学校/子どもと福祉/子どもと司法/子どもと学校/子
どもと地域/子どもと文化/子どもとメディア/子どもと環境・世界
今年度から「子どもと医療」を新設 B5判 276ページ 定価2,625円(税込)
『子ども白書』を
「子どものしあわせ」を願うすべての人に
斉藤史夫 (『子ども白書2005』大学院生・編集協力者)
「2006』の編集が始まります。私が編集にかかわるようになって、早くも四冊目の白書です。毎年驚かされるのは、短い時間のうちに、子どもと子育ての今をえぐり出すテーマを絞りだし、そのテーマに最もふさわしい100人に近い執筆者を確保し、そして、必ず7月中旬までに出版にこぎつけることです。
『2004年白書』の「『安心・安全』と希望のゆくえ」というテーマは、その後の子ども・子育てを考える重要なテーマとなって、様々な場で語られるようになりました。今がわかるだけでなく、これからの課題も明らかとなる、その先見性にも驚きます。
『200五年の白書』のテーマは「子どもを大切にする国・しない国」です。戦後の60年という歴史と世界から見た日本という広い視野から、子どもをめぐる問題と課題を見直しています。今回の白書では、研究者や最先端の実践の現場の人だけでなく、海外での実際の子育てや自分が育った体験という実感レベルから日本の子育てを見直す新しい試みもなされより多くの人に読まれやすいものになったのではと思っています。
毎年、より深く、より役に立つものにしようと努力が続けられている『子ども白書』が、「子どものしあわせ」を願うより多くの人の手もとに届くことを願っています。