映画「ヘブンズ・ドア」感想

2009年2月17日、観てきました。

平日朝イチの回にもかかわらず、観客は20数人ほどは入っていたと思います。

ほぼ女性ばかり(後から思えば二宮君お目当ての方も多く来られてたようです)

始まってすぐ、朝の出勤風景、スーツやコート姿の人並みと違う列で

スニーカーのかかとを踏んでだらだらと歩いて来る薄汚れた、でも赤い作業着姿の勝人が

これまでの冴えない人生を象徴してるかのようでどんよりとしました。

病院であれよあれよという間に「余命3日で入院」ということになってしまう時の

人ごとのような妙な浮遊感が逆にリアルです。

病室なのに既に天国のような晴美の部屋、晴美はなんで勝人に注目したんだろ?

でも出会ってから二人の目が生き始めますよね!

お母さんを遠くから見て「死にたくない」って初めて言葉にした勝人は

辛過ぎて直視出来ませんでした。

(映画館は騒がしく泣けないのがタイヘンです(笑)

ホストクラブの王子さまよりも晴美には表に連れ出してくれた勝人の方が

王子様だったのでしょうね。

最後、もちろん目を閉じた勝人ともうすぐ後を追うだろう晴美ではあるのですが

「人生の最後くらい、最高のエンディングがほしくなった」勝人の願いは

かなったと思えるので、悲しいような嬉しいような変に幸せな感覚になりました。

なにか納得できることがひとつあれば、こんな最期を迎えられるんでしょうか?

後からじんわりと思い出して「いい作品だったな〜」と思えるような

人生の1本になりました...

(....にしても土屋アンナちゃんはどこに出てました???)ァ